60年代から活動しているアメリカンロックバンド。メンバーチェンジを繰り返しながら、長い不遇の時期を送っていたが、80年リリースの『Hi
Infidelity』が15週連続全米チャート1位という爆発的ヒットを記録してシーンに浮上する。このアルバムからカットされた「Keep On Loving
You」は、ケヴィン・クローニンの美しく伸びるハイトーンを活かしたバラードで、ラジオやテレビなどで今でも頻繁に流れる名曲だ。このヒット以降、80年代初期は『Good
Trouble』『Wheels Are
Turnin'』などのアルバムも好セールスを記録するが、あまりにアクのないメロディと歌詞のセンスから、口の悪いメディアからジャーニーらと並べられて"産業ロック"などと揶揄されることもあった。しかし、彼らの作曲能力やサウンドプロダクションは、長い下積み時代のライブサーキットによって培われたものであり、そういう意味では骨太な叩き上げロッカーといえる。90年代に1度解散したが、その後に再結成して現在もマイペースで活動中。