今年8月、ソニー・ピクチャーズとディズニーが契約に合意できなかったため、スパイダーマンが今後マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)から
除外されることが決定したと発表されていたが、どうやらこの決定が覆り、スパイダーマンのMCU残留が新たに決定したようだ。
ファンたちからの強い要望に両社の上層部の心が動かされたのか、ソニーとディズニーは契約の内容を再び検討。マーベル・スタジオとその親会社であるディズニーは利益の25%を受け取り、ディズニーはスパイダーマンのグッズの権利を保持する代わりに、映画製作費用の25%を出資することでソニーとの同意に至った。
また、契約の継続が晴れて決定したことで、両社はさっそく合同で『スパイダーマン:ホームカミング』シリーズの第三作目製作に取り掛かることを27日に公開した声明の中で明らかにした。監督は前2作に引き続きマーベル・スタジオの製作社長であるケヴィン・ファイギがプロデュースを担当。気になるスパイダーマン/ピーター・パーカー役には、こちらもトム・ホランドの続投が決定している。
ファイギ氏は新作の製作について、次のようにコメントしている。
「MCUにおけるスパーダーマンの旅が続くこととなり、とても楽しみです。私を含むマーベル・スタジオのクルーは皆、その役目に再び就けることにワクワクしています」
『スパイダーマン:ホームカミング』シリーズの第三作目は、全米で2021年7月16日公開を予定している。