ケンドリック・ラマーの「ピューリッツァー賞」受賞が"歴史的快挙"な理由とは?

17 4月 2018
現地時間4月16日に「2018 Pulitzer Prize(ピューリッツァー賞)」が発表となり、音楽部門で見事ケンドリック・ラマーが受賞を果たした。

ピューリッツァー賞は、新聞等の印刷報道、文学、作曲に与えられる米国で最も権威ある賞で、今回ケンドリックはこの音楽部門を、ちょうど1年前にリリースした4thアルバム『DAMN. 』で受賞。本部門は今まで、クラシックやジャス・ミュージックで業績を残してきたミュージシャンにおくられるものであったが、ヒップホップとして今回初めてケンドリックが受賞する形となり、まさに歴史に残る快挙を果たしたのだった。

それだけではなく、ラッパーとして本アワードを受賞をしたのもケンドリックが初となり、"ヒップホップはアートなのか"と長いこと議論されてきた歴史に終止符が打たれることとなった。クラシックやジャスと分け隔てなく肩を並べたこの瞬間、ヒップホップは芸術作品であると証明されたのである。

ピューリッツァー賞の取締役会はケンドリックの『DAMN. 』を「モダンなアフリカ系アメリカンのカルチャーを、真の日常口語とリズムが持つ力強さを見事に統一させた巧みな曲により表現している作品」と評価している。
 

昨年8月ケンドリックはMTV Newsのインタビューにて、『DAMN. 』は細部にわたってまで作品としてのデザイン性が作り込まれていると語っている。
「僕のファンは皆、僕の作るアルバムはとても複雑に入り組んでいて、どこまでも細かい設定があることを知ってるんだ」 「大体の場合、いったいそれが何なのかを見つけられるほど、彼らは本当にいい耳を持ってる。『DAMN. 』がリリースされてからたった1週間で、ファンのみんなは、このアルバムを曲順を逆にして聴いても意味が通ることに気付いた。元の曲順で伝えたかったストーリー性を網羅しているだけでなく、全体を通してより良いリズム感を持つんだ。そこがこのアルバムで気に入ってる部分だよ。スタジオでレコーディングする段階から、いつもこういうトリックを計画するんだ」

ヒップホップの作品で、ラッパーがピューリッツァー賞を受賞した事実。それは、ケンドリックの作品に対する、完璧主義ともいえる徹底した世界観の構築力が世界に認められた瞬間であった。

(C)Getty Images

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