2011-03-16
巨大地震 アーティストの来日公演にも打撃


Photo: Mark Metcalfe/Getty Images
11日に発生したマグニチュード9.0の巨大地震は、来日を予定していた多くの海外アーティストにも影響を与えた。

ブルックリンを拠点に活動するバンド、ザ・ナショナルは、17日に予定していた東京公演の中止を発表。バンドは12日にツイッターを通じて「シンガポールと東京でのライブをキャンセルしなければならなくなって、すごく悲しい。日本の皆さんを想い、祈っています。早く来日を実現したいよ」とコメントした。

ヘヴィ・メタル・バンド、アイアン・メイデンは、12日と13日にさいたまスーパーアリーナにて予定していた公演を、観客、アーティスト、会場の安全面を考慮して中止した。バンドの公式サイトによると、地震発生時は韓国・ソウルから成田空港に向かう飛行機に乗っていたとのこと。機内で「地震/津波が発生したため、名古屋に向かう」とアナウンスがあったそうだ。

「東京での2公演を中止に導いた、先日の悲惨な出来事について、非常に悲しんでいる」とスティーヴ・ハリスは文書を通じてコメントした。「あの素晴らしい国とは長年に渡るつきあいで、常に最も歓迎してくれた。今回は俺たちにとって、16回目くらいのツアーとなるはずだった。この災害により苦しんでいる方々、亡くなった方々のご家族やご友人の皆さんに、心よりお見舞い申し上げます」。

シンガー・ソングライターのジャック・ジョンソン(写真)は13日、来日ツアーの東京・福岡・仙台公演の延期を発表。「日本の方々や被災者の方々に、ジャックより心からお見舞い申し上げます」とコメントした。

現在来日中のベテラン・シンガー、シンディ・ローパーは、ツイッターを通じて日本の状況を発信し続けている。ホテルに到着した際には、「ホテル側が人々のために、折りたたみベッドや毛布を提供しているわ」とつぶやいた。本日16日には東京・渋谷のオーチャード・ホールにてコンサートを行う予定だ。

米ニュージャージー州出身のロック・バンド、ガスライト・アンセムは、来日はしたものの、節電とファンの安全を理由に予定されていたライブの中止を決定した。

「400万人以上の人が電気のない生活をしている。このような時にアンプや照明を使うのは、明らかに不適切だろう」とドラマーのベニー・ホロウィッツは公式サイトに綴った。「これまでに経験したことのない、完全に厳しい状況だ。日本の人々は、世界の他の場所ではありえないような敬意と寛大さを持って、この状況に対応している」。

トラヴィスのシンガー、フラン・ヒーリーは、日本・韓国・台湾でのソロ・ライブをキャンセルしたが、近い将来に日程を組み直したいと考えている。「日本からの恐ろしいニュースを聞いて、とても心苦しく思っています。僕らは日本の人々を想っています」とトラヴィスの公式サイトに綴った。

他にもギタリストのスラッシュや、ベスト・コーストとモーニング・ベンダーズの来日公演が地震の影響により中止を余儀なくされた。

MTV News