クリス・ブラウンの「High End」のミュージックビデオに出演したダンサーの女性が、同ビデオの撮影で用いた血のりが原因で両目に重傷を負ったことを告発。現在クリスを訴えている。
TMZが報じたところによると、クリスのMVのために2017年にバックアップ・ダンサーとして雇われたダニエル・グリフィンさんは、ロサンゼルスで行われた「High End」のMVの撮影の際、ヘアメイク係のスタッフの手により頭の上から血のりを掛けられたのだそう。本来であれば万が一血のりが目に入った時のことを考え何かしらの目の保護を行うのが普通であるが、このヘアメイク係はその手順を怠り、「安全だから大丈夫」とダニエルさんに説明したのだという。
案の定、撮影中に目に入ってしまった血のりが原因となり、ダニエルさんの両目は流血、瞼は大きくはれ上がり、目からは緑がかった粘着物質が出てくる始末に。ダニエルさんの弁護士によれば、症状が出てからダニエルさんは24時間で3か所もの病院を周ることになり、治療の間病院からは出られず、その間に修士課程から脱落、仕事上の多くのオファーも断る羽目になってしまったとしている。