FOBが例の人形たちを最初に使用したのは、2017年に発表したシングル「Young And Menace」のミュージックビデオ。その際には脇役として登場していたラマ人形たちだったが、「The Last of the Real Ones」のMVでは主役へと昇格し、「HOLD ME TIGHT OR DON'T」 「Wilson (Expensive Mistakes)」 「Bishops Knife Trick」のMVではもはやバンドお馴染みのキャラクターとして扱われていた。
また、FOBは2017年9月から2018年10月まで行っていた「M A N I A Tour」においても、ラマ人形たちをライブ演出に組み込み、グッズ化。
Reutersによると、人形を生み出した「Furry Puppet Studio」は「Young And Menace」のMV以外でラマ人形を使用することへの許可を出しておらず、また許可範囲外での使用申請書類などもFOB側から受け取っていないとのこと。同社は現在、FOBに対して何百万ドルにも達する損害賠償を求めているそうだ。