学校の枠を超えた高校生たちの文化祭、青二祭が今年も開催される。同イベントは、企画から司会進行まで全ての運営を様々な高校から成る実行委員会が担当、出演者の多くも現役高校生なのが特徴だ。2000年に、世田谷区のラジオ番組「ハイスクールHotパーティー」より誕生してから20年、代々の現役生に運営を引き継ぎながら、首都圏の中高生及び父兄約1500人が来場する、大イベントへと成長した。
第21回となる今回は、新型コロナウイルス流行の状況を受けて、渋谷Srream Hallより初の無観客配信として開催される。MTVはその出演アーティストたちに、特別にインタビューする機会を得た。
今回はその第三弾として、当時高校生にしてラップバトル番組の『フリースタイルダンジョン』で優勝した実力を持つ最強の若手ラッパー、Lick-Gのインタビューをお届けする。
Lick-G 特別インタビュー
―― 簡単な自己紹介をお願いします。
20歳の日本人ヒップホップアーティストのLick-Gです。

―― 子供の頃の夢は何でしたか?
人を楽しませる仕事に就くこと、です。
―― 音楽活動を始めるきっかけはなんでしたか?
YouTubeで見たラップの動画がきっかけです。
興味があるものにはすぐ取り組むという元々の性格もあり、気づいたら始めてました。
―― 影響を受けた洋楽や邦楽のアーティストや曲がありましたら、教えてください。
ロジックのミックステープの中の曲は結構聴いてました。
―― 今回高校生の運営による音楽フェスに出演するとのことですが、ご自身はどんな高校時代を過ごしていましたか?
音楽活動と並行して高校生活を送っていたので、地方でライブした次の日に学校があるとか、学校が終わってそのままクラブに行くとかがザラにあったりして。勉強はしつつ、行き当たりばったりで自由奔放な毎日だったかなと思います。
―― 高校時代ハマっていたものと今ハマっているものを教えてください。
高校時代ハマってたのはジャンクフードですかね。今は体に良いものにハマってます。
―― 青二祭の出演に向けた意気込みを聞かせてください!
主催している高校生の人たちも含めて、会場の雰囲気が毎回良いので、今回も楽しみです。
楽しみにしててください。
高校生や若者に向けて、コロナ禍でライブ配信するにあたりメッセージ
「生で見るのとはまた違った形で楽しめるライブになると思います!楽しんでください」
Lick-G プロフィール
1999年4月6日生まれ、20歳の神奈川県逗子市出身のヒップホップアーティスト。日本人の父親とイギリス人の母親を持つ。本名は伏見絃。
中学時代から楽曲制作を始め、2015年にファーストEP “無題” をリリース、2017年ファーストアルバム “Trainspotting” をリリースし、同年にセカンドEP “有題” をリリースし、2019年にはサードEP "カラス・ステイズ" をリリースした。
2018年には自主レーベル “Zenknow” を立ち上げ、従来のヒップホップにとらわれない新たな音楽を追求しており、今もっとも見逃せない、聴き逃せない日本人アーティストの一人である。
第21回 青二祭 イベント情報
配信日時 | 2020年8月30日(日) 20:00~22:30予定 ※渋谷Srream Hallより、無観客配信 ※アーカイブは9月13日(日)まで |
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視聴チケット | 800円 https://aonisai21online.peatix.com/ |
公式サイト | www.aoni-sai.com |
