2017-06-19
スピーディ&メロディアスな超絶メタル・アクト、ドラゴンフォース日本公演ライブ・レポート

イギリスが誇るスピーディ&メロディアスな超絶メタル・アクト、ドラゴンフォース。幾度となく来日しここ日本でも確固たる地位を築き上げた彼らが、リリースされたばかりの最新アルバム『Reaching into Infinity』を携えて6月に来日を果たした。大阪、名古屋での公演を経て、ジャパン・ツアー最終日となる6月16日に東京の渋谷duo MUSIC EXCHANGEにて単独公演を行った。

世界中で好評を博しているアルバムのツアーということもあり、本公演は早々にソールドアウトを記録。会場が人で埋め尽くされると、ライブ開始となる19時を回り照明が暗転。大歓声の中5人が登場すると、最新アルバムからオープニングを飾る「Reaching into Infinity」~「Ashes Of The Dawn」でスタートとなった。

序盤からハーマン・リとサム・トットマンによるギター組がステージを縦横無尽に走り回り飛び回る。ベースのフレデリック・レクレルクとドラムのジー・アンザローネもそれに負けじとアグレッシブなプレイでサウンドを支え、マーク・ハドソンが伸びやかなハイトーン・ボイスで会場を沸かす。2011年にバンドに加入したこのマークはすっかりバンドの顔となってステージを掌握。MCでも「コンバンハー!トーキョー!」 「元気デスカ?ヨッシャー!!」と日本語を巧みに操りファンの心を掴んでいく。

マイク・スタンドのドリンクホルダーには缶ビールがセットされ、マークは時折ウィスキーを飲みながら、陽気な彼ららしいコミカルな表情や仕草を交えつつ、ショウは新作を中心にこれまでにリリースしてきた7枚のアルバムからバランスよく披露。

ライブ中盤ではベーシストのフレデリックがギターを片手に華麗なソロのコーナーも。YMOの名曲「ライディーン」、そしてゲーム「スーパーマリオUSA」のBGMを弾くとその選曲に会場から大きな声援が上がる。「スーパーマリオUSA」中にはマークがステージに乱入しキノピオなどのぬいぐるみを客席に投げ込むサービスも。

サムはなぜか、テレビ番組で人気を集める「桐谷さん」のTシャツを着用。このTシャツに漢字で書かれた「優待生活!」というワードで謎のコール&レスポンスで会場を煽ると、本編ラストの「Cry Thunder」では大合唱で会場は一つに包まれた。

割れんばかりのアンコールを受けてステージに戻った5人は最新アルバム『Reaching into Infinity』の日本盤ボーナストラックに収録されたZIGGYの名曲「GLORIA」のカヴァーをプレイ。そしてラストはハーマンとサムによる超絶ギター・ソロが目を見張る「Through the Fire And Flames」を演奏。

こうして、圧倒的なプレイヤビリティによって生み出される高速メタル・サウンドをリアルに叩きつけてきた彼らの圧巻のライブは大声援の中、幕を閉じた。

セットリスト
Ashes Of The Dawn
Seasons
Judgement Day  
Heroes Of Our Time
Curse Of Darkness
Three Hammers
Fury Of The Storm
Heart of a Dragon
The Edge Of The World
Cry Thunder

アンコール
GLORIA
Through the Fire And Flames

MTV NEWS