2016-06-28
BETアワード、アーティストたちがプリンスを追悼


Photo: Kevin Winter/BET/Getty Images
米音楽チャンネルBET主催の授賞式「2016 BETアワード」が6月26日(アメリカ時間)、ロサンゼルスのマイクロソフト・シアターにて開催され、複数のアーティストが4月に急逝したプリンスさんをステージで追悼した。

(写真=追悼パフォーマンスを行ったスティーヴィー・ワンダーとトリー・ケリー)

1978年にプリンスさんと出会い、長年にわたって彼のバックバンドでドラムを演奏したシーラ・Eは、「Housequake」や「Baby I’m a Star」など、8分間にわたるプリンスさんの楽曲のメドレーを披露した。

ジャネール・モネイもまた、「Kiss」を含むプリンスさんの楽曲のメドレーで故人を偲んだ。そのステージからは、彼女の幅広くダイナミックな音楽にプリンスさんが与えた影響をうかがうことができた。

また、スティーヴィー・ワンダーとトリー・ケリーが「Take Me With U」を披露したほか、マックスウェルはプリンスさんを失ったことによる悲しみを「Nothing Compares 2 U」のメロディーに乗せて歌った。ジェニファー・ハドソンはプリンスさんが2005年度の「ピープルズ・チョイス・アワード」で着用したものと同じ衣装を着て、大ヒット曲「Purple Rain」を熱唱した。

今年の授賞式ではビヨンセがオープニングパフォーマンスを務め、最新アルバム『Lemonade』に収録された「Formation」を披露した。中盤にはケンドリック・ラマーがサプライズで登場し、2人のパワフルな共演にオーディエンスからスタンディングオベージョンが送られた。ビヨンセは同曲で最優秀ビデオ賞に輝き、最優秀女性R&B/ポップ・アーティスト賞も受賞した。

また、テレビシリーズ「グレイズ・アナトミー」のジャクソン・エイブリー役などで知られる俳優のジェシー・ウィリアムズが、人道的な活動に対して贈られるヒューマニタリアン・アワードを受賞し、アメリカ社会における人種差別問題等に触れた受賞スピーチが大きな話題となった。

「このアワードは僕のためのものではありません。分裂や貧困を生み出し、僕らを破壊するために構築されたシステムなど我慢できないと気づいた、全米の本物のオーガナイザーたち――活動家、公民権のための弁護士、悪戦苦闘する親たち、家族、教師、学生のためのものです」と彼はスピーチを始めた。

さらに、コミュニティーにおける変革を呼びかけ、「自分たちが何者なのか、どうやってここまでたどり着いたのかを学べば学ぶほど、僕らは結集するはずです」と述べた。

そして、この日の賞を「自身よりも他のみんなを育むことに人生を費やしてきた」黒人女性たちに捧げ、「僕らはあなたたちのためにより良くすることができるはずだし、より良くするつもりです」と語った。

長年にわたって数々の作品で活躍してきた俳優のサミュエル・L・ジャクソンには、功労賞が送られた。

MTV NEWS