2015-06-16
フー・ファイのデイヴ、カニエのグラストンベリー出演を擁護


Photo: Andrew H. Walker/Getty Images
今月開催されるイギリスの老舗ロックフェスティバル「グラストンベリー・フェスティバル」にて、ザ・フー、フー・ファイターズと並んでカニエ・ウェストがヘッドライナーを務める。だが、多くのロックファンはラッパーであるカニエの出演を許せないようだ。

オンライン署名サービスChange.orgでは、「もっと出演に値する」ロックバンドにヘッドライナーの座を譲るべきだとして、カニエの出演への抗議活動が展開しており、既に13万人以上が署名している。

また、主催者のエミリー・イーヴィスには、カニエの出演に関して殺害の脅迫まで届いているそうだ。

英「NME」誌によると、同じくヘッドライナーに決定しているフー・ファイターズのフロントマン、デイヴ・グロール(写真)は、今回の騒動について英「ザ・サン」紙に次のように語っている。

「もしかしたらカニエの性格は彼の楽曲よりも受け入れ難いかもしれない。でも、こういった瞬間こそが、ロックンロールの歴史における素晴らしい瞬間となるんだ」

「カニエはステージに上がって、10万人からボトルを投げつけられるかもしれない。または、彼はステージに上がって、大切なのはその瞬間だけなんだと世界に見せつけるかもしれない。俺は必ず彼がやってくれると思っている」とデイヴは加えた。

「俺からしてみれば、何千人もが出演反対の署名をした後に、10万人の前でステージに立つこと以上にパンクなことはないと思う」と彼は加えた。

同フェスでは2008年にも、ラッパーのジェイ・Zの出演に対して反対の声が上がったことがある。当時、オアシスのノエル・ギャラガーもジェイ・Zの出演に難色を示し、「グラストンベリーにはギターミュージックという伝統がある。俺はグラストンベリーにヒップホップは認めない」と語った。

だが、ジェイ・Zがそのような圧力に屈することはなかった。出演当日はギターを手に登場し、オアシスのヒット曲「Wonderwall」を披露して、観客から大歓声で受け入れられた。

「グラストンベリー・フェスティバル」は6月24日から28日に英ピルトンにて開催される。カニエは27日にヘッドライナーを務める予定だ。

MTV News