2012-06-22
グリーン・デイ、3部作の新作はパワーポップ

グリーン・デイのフロントマン、ビリー・ジョー・アームストロングが、リリースが予定されている3部作のニュー・アルバム『¡Uno!』『¡Dos!』『¡Tré!』について、米「ローリング・ストーン」誌の最新インタビューで語った。

「前の2作品はスタジオ・アルバムだった。今作は毎日リハーサルするところから始めて、みんなで一緒に楽曲を作ったんだ。みんなが1つの部屋でジャムってアイデアを出し合ったという感じ。今作は壮大なサウンドになっていると思うよ。でも、同時にガレージバンドのようなフィールもある」とビリー・ジョーは説明している。

とはいえ、ロブ・カヴァロがプロデューサーを務める3部作に、彼らのキャリア初期のパンク・サウンドを求めてはならない。ビリー・ジョーいわく、バンドはその代わりに自身たちのサウンドに磨きをかけることに集中したそうだ。

「息子から、『パパ、『Dookie』や『Kerplunk』のような楽曲はもうやらないの?』と聞かれたんだ。どちらも大好きなアルバムだよ。俺は自分が親しんで育ったパンクが大好きだ。でも、『俺たちはオールドスクールに戻る』とか言って失敗するバンドがあまりにも多すぎる。もうそれはやっただろ、ってね」と彼は述べた。「だから俺たちはギターのサウンドを変えたんだ。マーシャルのアンプで爆音を鳴らすようなことはしない。もっとパンチの効いた、パワーポップを求めた。AC/DCと初期のザ・ビートルズの間に位置するようなサウンドをね」

ザ・クラッシュの3枚組アルバム『Sandinista!』や、キッスの4枚のソロ・アルバムなど、過去に発表された、度を超えた作品と比較されることを十分に認識しているグリーン・デイだが、だからといって、3部作の制作を考え直すことはなかったようだ。

「とにかくどんどん楽曲が生まれたんだ。“2枚組アルバムにする?でも、それってやり過ぎだよな”って感じだった。それでもある日、俺はみんなに提案したんだ。ヴァン・ヘイレンの『I』『II』『III』の代わりに、グリーン・デイの『I』『II』『III』を作って、それぞれのジャケットに俺たちの写真を使ったらどうだろう、ってね。前作はすごくシリアスだったから、もっと楽しいことがやりたかったのさ」

グリーン・デイは今年9月にリリースする『¡Uno!』を皮切りに、13年1月までに『¡Dos!』、『¡Tré!』と3作のアルバムを順次リリースする予定。また、8月に関東・関西にて同時開催される「SUMMER SONIC 2012」への出演が決定している。

MTV News