
Photo: Kevork Djansezian/Getty Images
23日に米セント・ルイスで行われたキングス・オブ・レオンのコンサートが、他でもない鳩のフンにより中止となったことが明らかになった。
グラミー賞受賞経験のあるキングス・オブ・レオンでも、自然の摂理には太刀打ちできなかったようだ。コンサートが始まって3曲目。頭上から降ってきた大量のフンを浴びて、メンバーが演奏を続けることは不可能となってしまった。所属事務所のスポークスパーソンによると、ベーシストのジャレッド・フォロウィルが鳩の猛攻撃に遭ったという。
「ジャレッドは冒頭の2曲を演奏中に、複数回に渡ってフンに撃たれました」とスポークスパーソンは文書を通じてコメントした。「気持ちが悪いだけではありません。(鳩のフンは)健康上有害な毒性のものです。メンバーはどうにか耐えようと努力していました」。
前座を務めたザ・ポステルズとザ・スティルズがステージ上の状況に苦情を訴えていたが、キングス・オブ・レオンは土壇場でのキャンセルはファンに不公平だと感じて、予定通りコンサートを行うことに決めた。「ライブ後のザ・ポステルズとザ・スティルズの姿は信じられなかったよ」とフォロウィルは文書を通じて述べた。「中止にはしたくなかったから、一か八かやってみた。演奏しようと試みたんだ。馬鹿げていたよ」。
自称「バイキン恐怖症」のフォロウィルはCNNに対し、ステージに上がった時点で、既に自身のベースペダルや立ち位置の周りのカーペットが鳩のフンで汚れていたことを明かした。
その後も状況は悪くなる一方だった。インターネットに流出した映像でも観てとれるように、鳩のフン攻撃は1曲目の「Closer」から始まり、フォロウィルの顔面を直撃した。すぐにスタッフがウェットティッシュでふき取ったが、続く2曲では彼の両腕にフンが落ちていた。
「冒頭の3曲全てにおいて、鳩の攻撃を受けたんだ」とフォロウィル。「俺たちは20曲演奏する予定だった。もし演奏していたら、終演後には頭の先からつま先までフンで覆われていたことだろうね」。
実際にフンがどこから落ちてきたのか、何羽の鳩が関与していたのかは、よく見えなかったそうだ。「絶対にやりたくなかったことは、頭上を見上げることだった。仮にもし2羽しか居なかったとしたら、奴らは感謝祭のごちそうをたらふく食べた直後だったんだろうな」とフォロウィルはCNNにジョークを飛ばした。
さらに翌日、野外で行われたシカゴ公演で、今度は豪雨に遭ってしまったキングス・オブ・レオン。ステージ前の芝生に集まった大勢の観客はびしょ濡れだった。地元紙「シカゴ・トリビューン」によると、フロントマンのケイリブ・フォロウィルは前夜の苦い思い出を引き合いに出し、「今夜は5曲も演奏できたよ」と笑っていたという。
MTV News