
Photo by Kevin Mazur/WireImage
シンガーのプリンスが、新作をデジタルリリースしない理由を英紙に語った。プリンスいわく、「インターネットは完全に終わった」とのこと。
英「デイリー・ミラー」紙によるインタビューの中で、プリンスはニュー・アルバム『20Ten』をデジタルダウンロード配信しない主な理由として、テクノロジーに対する自身の見解を述べた。
「インターネットは完全に終わった」と彼は説明した。「自分の音楽をiTunesや他の誰かに与える意味がわからないよ。彼らは事前に支払ってくれないし、かといって、手に入らないと怒るんだ」。
プリンスはニュー・アルバム『20Ten』を、英「デイリー・ミラー」紙と「デイリー・レコード」紙の無料付録として発表する。2007年にアルバム『Planet Earth』を発表した際にも、同様の手段を使っていた。
「インターネットはMTVのようなものだ」とプリンスは加えた。「MTVはある時点ではイカしていたけれど、突然時代遅れなものになった。とにかく、コンピューターだとか、デジタル機器だとかいった類のものは全部良くないよ。ただ人の頭を数字でいっぱいにするだけで、それは誰にとっても良くないものなのさ」。
インターネットやデジタル機器だけではなく、プリンスは自分自身をも批判している。自身は常に進化していると考えており、初期のレコードを聴くのが恥ずかしいそうだ。
「誰かに絶頂期の俺を観たと言われたけれど、どうやって俺の絶頂期がわかるんだろう?自分は常に向上していると思うんだ」と彼は述べた。「古いレコードを聴くと、当時の自分の演奏を恥ずかしく思う」。
年齢を感じさせないプリンスはまた、生涯を通じてロックしてきたことが若さの秘訣だと明かした。「人生ずっとエレキギターを弾いていると、良いことがあるんだ。俺の体を駆け巡る電流のおかげで、髪の毛が抜けないのさ」とのこと。
本人は初期の作品を恥ずかしがっているが、多くにとってプリンスは生きる伝説。先日開催されたBETアワードでは功労賞を受賞した。当日はパティ・ラベルやアリシア・キーズといったスターたちがステージを飾り、プリンスの成功や絶大な影響力を誇るキャリアを祝福した。
MTV News