昨年11月にデビュー・アルバム『For Your Entertainment』をリリースしたアダム・ランバート。全米アルバム・チャートではリアーナとレディー・ガガを押さえることができたが、自身のようにオーディション番組から誕生した別のスターを負かすことは出来なかった―スーザン・ボイルだ。
「わかっているよ、もしスーザン・ボイルさえいなければ!」とランバートは英「ゲイ・タイムズ」誌3月号で語っている。
「彼女の成功は良かったと思うけど、あのアルバムは最悪だよ。俺が1番笑ったのは、(ローリング・ストーンズのカバー)「Wild Horses」だね。聴いた瞬間、死んだよ。笑いすぎて涙が出てきた。あれはあの曲の最も恐ろしい、罰当たりなカバーさ!」
スーザン・ボイルのアルバム批判は辛辣なランバートだが、自身の批評を黙らせることに関しては決意が固い。
「アルバムがチャートに入ったことで、正当性は証明されたよね」と彼は加えた。「ちょっとアタックされたような気分だったんだ。正当性を示さなければならないような気がしてさ。(チャート入りしたときは)"これを見てよ"って思った」。
全米放送で男性にキスをして論争を巻き起こした、アメリカン・ミュージック・アワードへの出演から3ヶ月。ランバートは今でも番組への世間の反応に驚いていると同誌に伝えた。
「不意をつかれたよ」と彼は語った。
「俺の周りや、ロサンゼルスのアンダーグラウンドなクラブの多くや、ライブハウスでは、誰もためらうことなく、すごく良いと思ってくれた。それで、自分が無害だと思っていたパフォーマンスを披露したら、みんなから激しく叱りつけられてしまった。俺からしてみれば、"ごめんよ、そんなに大問題になるとは気付かなかったんだ"って感じさ」。
ランバートはまた、自身のグラマーなアルバム・ジャケットがここまで話題になるとも思っていなかったという。
「写真はソフトフォーカスだし、レタッチされているし、(もし被写体が女の子だったら)誰も何も言わなかったはずだよ」と彼は述べた。「アメリカでは、多くの人々が不愉快に感じたんだ。笑っちゃうよね」。
今月初旬、ランバートはMTV Newsに対し、海外でツアーをするのが楽しみだと語っていた。
「ヨーロッパのオーディエンスは、一般的に他の国より少しだけ自由だと思う」と彼は述べた。「同じことをしても、アメリカでは人を怒らせてしまうことが、ヨーロッパ人には気にならないと思うよ」。
アダム・ランバートのデビュー・アルバム『For Your Entertainment』は3月10日に国内リリース。3月中旬には早くも来日が予定されている。■
MTV News