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2008/02/12
グラミー賞 エイミー・ワインハウスが5冠、カニエ・ウェストが4冠
Photo: Peter Macdiarmid/Getty Images for NARAS
タブロイドを騒がせ続ける歌姫、エイミー・ワインハウスはこの夜、ロンドンのリヴァーサイド・スタジオから衛星中継でパフォーマンスを披露した(写真)。まさにリハビリ真っ直中の彼女にとって、ブレイクのきっかけとなったヒット曲「Rehab」(リハビリの意)は悲しくも皮肉となってしまった。ビッグバンドを従えてステージに立った彼女は、フリルの施された黒いドレスを健康的に着こなし、トレードマークの高いヘアに花を飾っていた。その良質で時に危なっかしい唸り声は、グラミーを受賞する価値のあるアーティストだということを存分に証明。クラシックなモータウンのソウルとヒップホップをミックスした「You Know I'm No Good」では、中盤で「私のブレイク!」と服役中の夫、ブレイク・フィールダー=シヴィルの名を叫んだ。
夫の名は、「Rehab」を熱唱中にも叫んだ。グラミー賞に出演するべく、リハビリ施設を一時退院してきたことへのプレッシャーの大きさを物語るべく、彼女はニヤニヤ笑ったり、ふてくされた表情を見せたりを繰り返していた。我慢のかいがあり、そのすぐ後には同曲で最優秀レコード賞を受賞した。
受賞に心から驚いた様子だったワインハウスは、バンドメンバーに大きなハグをし、それから両親を抱きしめて、ロンドン市民が「エイミー! エイミー!」と叫ぶ中、決まりが悪そうにマイクに向かって歩いた。考えをまとめたワインハウスは、「投獄された私のブレイクに。そして、ロンドンに。これはロンドンに捧げるわ!」と述べた。
ワインハウスのアルバム『Back to Black』を手掛けたプロデューサーのマーク・ロンソンは、後にマスコミに対し、彼女の受賞についてコメントした。
「ああ、彼女がここに居たらなって思うよ。僕らがこのアルバム、この旅路を共に歩んできた事実を考えると、これはその頂点だ。音楽における最も重要な夜なんだからね」と彼は述べた。「もちろん彼女と喜びを分かち合いたかったよ。でも(移民局は)別の考えがあったようだ」とロンソンはワインハウスの入国ビサに関するトラブルを示唆した。
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