オーストラリア発の話題のDJ=アリソン・ワンダーランドにインタビュー!

22 1月 2019
昨年11・12月に京都と東京で来日公演を行った、オーストラリア出身のDJ、アリソン・ワンダーランド。2018年4月にリリースしたセカンドアルバム『Awake』は、オーストラリアの音楽賞「ARIAミュージック・アワード2018」にて、「最優秀女性アーティスト賞」と「最優秀ダンス・リリース賞」の2部門にノミネートされ、同作に収録されているシングル「Church」はオーストラリアのチャートで最高位54位を記録するなど、今話題のアーティストだ。

そんなアリソンへ、来日のタイミングでインタビューを敢行。音楽を始めるきっかけとなったルーツやミュージックビデオ「Easy」の制作秘話、また来日公演の感想などをたっぷりお届けする。
 

――では、まずは自己紹介からお願いします。

オーケー。私の名前はアリソン・ワンダーランドです。音楽のプロデュースと、歌、楽器の演奏、そしてDJをやっています。

――あなたの音楽的な背景について教えてもらえますか?

ええ。最初はクラシック音楽から入って、チェロを弾いていたの。その後、シドニーでパンク・バンドに加入して、そこから活動の場が広がり、クラブ・シーンやエレクトロニック・ミュージックに出会ったというわけ。それからアフター・パーティーでDJをしたりするようになって。で、長い間、自分のベッドルームでエレクトロニック・ミュージックを自作していたのよ。

当時はまさか、これでプロとして食べていくことが出来るようになるとは思ってもいなかった。とにかく本当に好きでやっていただけだったし、楽しくてたまらなかったから。その後のことはご存知の通りね。自分なりにすごく頑張ってきたんじゃないかな。 

――なるほど、ありがとうございます。では、今のご自身の音楽スタイルやジャンルについては、どう捉えてますか?

そうね、私の音楽には、本当に多種多様なタイプの音楽の要素が含まれていると思う。私は色んなジャンルが大好きだしね。だから様々なものからインスピレーションを得ている。でもやっぱり、エレクトロニック/ベースだというのは間違いないわね。それからラップの要素もあるし、パンクっぽい要素すらあって、ポップの要素もある。主としては、ベース・ミュージックと言えるかな。



――わかりました。では、曲作りをしている時には、どういったことを目指してますか?どういったことがモチベーションになっているんでしょうか?

昔から私の曲作りの原動力になっているのは、自分の感情や気持ちね。正直であることが、私には重要なのよ。私にとって曲作りや音楽作りは、感情のはけ口であり、気持ちの表現手段。だから出来る限りリアルであることが大事だし、ある意味、自分の感情によって私の音楽は駆り立てられていると言えるわね。

――近々新曲を発表する予定はありますか?何か計画があったら教えてください。

ええ、ちょうどディロン・フランシスとのコラボを終えたばかりで、それがもうすぐリリースされる予定なの。ものすごく楽しみで、ワクワクしてる。それを引っ提げてアメリカツアーをする予定もあるのよ。来年初めには、色々と新曲を作る予定もあるし。だからスタジオに戻るのが待ち切れないんだ。

――MTVの取材ということで、今度はビデオについてお聞かせください。ミュージックビデオ「Easy」は、あなたが雨の中で歌い踊る姿が特徴的ですよね。メイキングの裏話などがありましたら、聞かせてもらえますか?

ええ、実は私、実際にインフルエンザにかかってしまったのよ!(笑)。撮影中、インフルにかかったってわけ。実は「Church」と「Easy」のMVは、両方とも同じ日に撮影したの。そして「Easy」の方は、ワンショットの長回しで撮影した。だからあのビデオは、最初から最後までずっと、全編でカメラが私を追いかける形になっていて、途中でカットが入っていないの。どこに行こうと、文字通り雨が私を追いかけて来るし、具合も悪くなってきちゃって。

そんな状態のまま、私はずっとダンスし続けていて、目の中に雨がどんどん入ってくるんだけど、そのまま歌い続けようと頑張っていたわけよ。何てことないようなふりをしてね。実際は、本当にものすごく大変だった。しかも、やり直しは3回までって決まっていたのよ。時間制限やら水量の制限の関係で、3テイクまでしか許可されてなくて。だから本当にクレイジーだった。

――3回の撮影で、うまく成功を収めたわけですね!

そうなの!正直、驚きよ!だって、私が思い描いていた通りに出来たんだもの。実は、元々の案では全く違う内容のビデオを撮る予定だったんだけど、撮影の1週間前になって、このクレイジーなアイディアが浮かんできたわけ。こういうのをやりたいっていう、私の希望でね。つまり、雨雲が私をずっと追いかけてきたり、私の行く先々にあったりっていう。なぜかというと、この曲を書いていた時、私自身そういう気分だったから。だから急な変更だったんだけど、私自身の発案だったし、このビデオの仕上がりには自分自身、誇りを持っているわ。多分、自分で一番気に入っているものの1つじゃないかな。



――この質問の答えはもう分かっているように思うのですが、念のためお聞きしたいと思います。日本のアーティストで誰かご存知の方はいますか?またそのアーティストを知った経緯は?

ええ、知ってる日本のアーティストはいるわよ。友達として個人的に、ってことでいいのかな?  

――いえ、音楽的にということで、そのアーティストの音楽を聴いているとか…。

なるほど。ええ、確かにいるわ。ほら、あの人、何て名前だったかな、プロデューサーのイモリ……。彼の名前をちゃんと正しく言えているか、確かめさせてね。そう、私はマサヨシ・イイモリがすごく好きなの。日本のベース・ミュージック・コミュニティを応援したいと思ってるわ。彼の手掛ける曲がすごく好きだし、あとJP THE WAVYもね。実は彼、昨夜の私のライヴにも来てくれたんだ。

――うわ、本当ですか?それはすごいですね!

そうなのよ。だからすごく嬉しかった。私が好きな日本のアーティストや知ってるアーティストは、大体こっちで会ったりしてる人たちね。ねえ、これって、さっきあなたの頭にあった人と同じだった?

――はい。

アハハ、やっぱり。彼の音楽が大好きなの。だから実際、彼と一緒に仕事をしてみたいと思ってるのよ。  

――オーストラリア出身アーティストで、気に入っている人、オススメの人がいたら教えてもらえますか?

私と共通点があるアーティストと言うと、例えばフルーム(Flume)とか、ホワット・ソー・ノット(What So Not)とか…。フルームとはすごく昔からの知り合いなの。私の音楽を好きな人なら、彼らの曲も聴くといいんじゃないかな。それから、テーム・インパラ。テーム・インパラは本当にクールなのよね。うん。テーム・インパラは多分、私が一番好きなオーストラリア出身アクトかも。



――日本での昨夜のパーティーはいかがでしたか?

正直、昨夜は本当にもうクレイジーなくらい、めちゃくちゃ盛り上がったわ。私、すごく緊張していたのよね。プレイの前になると、どんどん緊張が高まってくるの。というのも、私は日本のことが大好きだから、絶対に良いショーにしたいって、いつも肩に力が入っちゃう。でも本当にクレイジーだったな。身動きできないほどだったのに、皆、飛び跳ねていて、最高に盛り上がってた。

思うんだけど、私の発信するメッセージや伝えていること、表現していることは、ある特定のタイプのファンの心に特に響くみたいなのよ。だから国の違いはあれど、ようやく現地でプレイ出来るようになった時には、ファンの皆のことが自分の家族みたいに感じられる。どこに行っても、すごく共通したところがあるの。それって本当に素晴らしいことよ。だから私はすごくラッキーだと思う。

――京都と東京のオーディエンスに、特に何か違いはありましたか?

そうだな、東京のオーディエンスの方が、私のことを少しだけよく知っているのかも。これまで何度も東京でプレイしてきたからね。だからちょっぴり、より馴染みがある感じだったかな。でも京都のオーディエンスも最高だった。

――日本にはいつ着いたんですか?どこか行かれました?日本で行きたい場所や、やりたいことはありますか?

ええ、日本には3日ほど前に着いたんだけど、ショッピングに行ったの。日本でヴィンテージものを買うのが大好きなんだ。戦利品、見せてあげるわね。Tシャツを山ほど買ったのよ。クールなTシャツが大好きなの。だから、そう、日本でのオフの一番の楽しみは、お買い物ね。それと、ぶらぶらするのも好きだな。そうそう、ゴールデン街にまた行きたいわ。あそこ、本当に素敵なんだ。

――お酒は飲む方なんですか?

そうでもない。その時によるけど、普段はそれほどでも。ただ飲む時は…。

――限られた場合にだけ、ってことですね。

その通り。

――DJする時は飲みます?

飲まない!軽く嗜む程度というか、2、3杯くらいなら飲むかもしれないけど、でも実際、酔っ払うほどは飲まないんだ。酔ってプレイするのはあまり好きじゃないのよ。シラフでいたいというか、意識をはっきりさせておきたいから。



――他ではまだ発表していないニュースや、これからの予定がありましたら、教えてもらえますか?個人的なことでも構いませんし。例えば、今一番ハマっているものとか、一番気になっていることとか。

今一番ハマっているもの…何だろう。正直、1年中ずっと世界中をツアーして回っているでしょ。だから何よりいつも頭から離れないのは、自宅の自分のベッドかも!自分のベッドとは、もうしばらくご無沙汰だから!それと愛犬ね!ああもう、ワンコに会いたくてたまらないわ!彼女ってば本当にもう、すっごくカワイイのよ。とにかく最高なの。でも、うーん、何だろう。様々な都市を回っているんだけど、行く先々でいつも現地の食べ物を試すのが大好きなのよね。色んな食べ物を試すのが楽しくてたまらない。だから多分、私が一番ハマっているのは食べ歩きかな。

――では最後の質問です。MTVをご覧の日本のファンの皆さんに、メッセージを。

日本のファンの皆さん、本当にどうもありがとう。皆さんのおかげで、私はここでこうしていられます。私の音楽を聴いて、私を理解してくれる人、それは皆さんのこと。お互い理解し合っていると感じているし、それは友情だと、私は感じています。だから皆さんのことを、心から愛しているわ。そして繰り返しになるけれども、応援してくれて本当に本当にありがとう!

――ありがとうございました!
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