『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』の監督、度重なる問題発言が原因で降板に

23 7月 2018
マーベルの人気映画作品シリーズ『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』で監督と脚本を務めるジェームズ・ガンが、ツイッター上での度重なる問題発言が原因で、第三作目の制作から降板になることが明かされた。

ジェームズ・ガンが監督・脚本を務めた、2014年公開の『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』、そして2017年公開の続編『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー: リミックス』は、二作合わせて9億5,300万ドル(第一作目:9,000万ドル、第二作目:8億6,300万ドル)の興行収入を記録。先日開催の「2018 MTV Movie & TV Awards」で特別賞のジェネレーション賞を受賞したクリス・プラットは、両作品で主役のピーター・クイル/スター・ロードを演じ、今では全世界で人気を誇る名俳優へと躍進を遂げた。
 

宇宙全土が舞台というスケール感、大人から子供まで通用するシンプルながらも独特なギャグセンス、そして70年代や80年代にヒットを飛ばしたポップソングをサウンドトラックとして採用するなど、実際に映画を見たことがある人ならば誰でも、少なからず"好印象"を持つのが『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』の作品としての特徴だ。今年は『アベンジャーズ』シリーズの最新作『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』に『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のキャラクターたちが初登場。その知名度をさらに上げ、今やマーベル作品における"人気シリーズ"の座に安定して君臨している。

そんな大人気作を生み出した敏腕映画監督の解雇というニュースには、多くの人が驚いただろう。各メディア誌が伝えた報道でウォルト・ディズニー・スタジオの会長アラン・ホルンは「ジェームズ(・ガン)のツイッターのフィードで見つかった不快な発言や声明は、実に弁解の余地のない、また我々のスタジオの真価とは矛盾のあるものであると判断したため、ジェームズとのビジネス上の関係を切ることと致しました」と、解雇の理由を明言。

これを受けガンは過去のツイートに関し、ツイッターを通して謝罪のコメントを発表。「僕のキャリアを追いかけ続けてくれている人々は知っていると思いますが、世の中的にタブーだったり無礼とされるジョークを映画の中で言ったりと、僕はとても挑発的な人物でした。その後何度も公の場で議論してきたように、いち人間として成長をし、僕が作る作品やユーモアのセンスにも磨きがかかってくるようになりました」と始まる声明で、今回問題となったツイートを書いた時と現在の自分では、人格が「全く異なる」と説明している。声明の全文は下記の通り。


「僕のキャリアを追いかけ続けてくれている人々は知っていると思いますが、世の中的にタブーだったり無礼とされるジョークを映画の中で言ったりと、僕はとても挑発的な人物でした。その後何度も公の場で議論してきたように、いち人間として成長をし、僕が作る作品やユーモアのセンスにも磨きがかかってくるようになりました。

より良い人間に成長したとは言いませんが、数年前の自分と比べても全く異なる人間だと思っています。今日、僕は、"怒り"という感情に任せることなく、愛や人との繋がりを基に作品を作ろうと心がけています。人々の注目を浴びるための作品やショッキングな題材を扱う作品作りの日々は終わったのだ、と。

僕は過去に、自分のユーモアのせいで傷ついた人々に対し謝罪をしたこともあります。その時の気持ちは本物で、謝罪の言葉の一つ一つに嘘はありません。

はっきりとさせておきたいのが、そういった人を不快にさせるジョークを言った時、僕は本気で言っていたわけじゃないということ。こういった類の声明を出すのは奇妙なことであり、また当然のことだというのは重々承知しています。でも、言わずにはいられませんでした。

兎にも角にも、それが真実です。僕は今までに不快なジョークをたくさん言ってきました。でも今はもう違います。過去の自分自身を責めたりはしていませんが、今日の自分自身のことは(過去に比べて)ずっとずっと好きですし、一人の人間として、クリエーターとして、より充実した存在であると感じています。愛をこめて」



そして先週金曜日には、ガンの代理人が正式な声明を改めて発表


「およそ10年も前に私が発した言葉の数々は、挑発的な人物になるためとはいえ、不発的で実に残念な努力だったと言わざるを得ません。あれからずっと、私はそのことを後悔し続けています。本当に愚かで、とてもつまらない、そしてひどく無神経な言葉であったと同時に、自分が望んでいた"刺激的な人物像"からは程遠い発言だったからです。また、今までの自分の本当の人格や現在の自分を全く反映していない言動でもありました。

(問題の発言があった時から)いくらか時間が経過していると言えど、ビジネスにおいて今回のような決断が下された過程は十分に理解できますし、受け入れようと思っています。数年という時が経っていても、当時の自分の行動に対しきちんと責任を取るつもりです。偽りのない誠実な気持ちと心からの後悔の念を皆さんにお伝えする以外に今の私に出来ることは、出来る限りより良い人間でいることです。この事態を受け入れ、理解を示し、平等であることに忠実になり、そして何よりも、公の場での自分の発言や公開講演に付随する責任について今一度想いを巡らせること。映画業界の中だけでなく全ての皆様へ、改めて心から謝罪の意を申し上げます。愛をこめて」



ガンは先日、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』第三作目の台本の下書きが終わったことを報告しており、2019年に公開が予定されている『アベンジャーズ 4』の公開後に第三作目の制作が始まるとされていた。今回のガンの解雇を受け、第三作目の制作スケジュールや公開日がどうなるのか、変更に関する正式な発表はまだされていない。


(C)Getty Images
Category:

Latest News

リアム・ヘムズワース、映画のプロモツアーをキャンセル

映画

キーファー・サザーランド、バスのステップを踏み外し重傷を負う

音楽

スリップノットの公演中に死亡者が発生、警察が捜査を開始

音楽

切ない!ディプロ、有名人だと気づかれず写真撮影を頼まれる

セレブ

テイラー・スウィフト、最新曲とトラックリストを一気に解禁!

音楽

マーティン・ギャリックス、最新曲「Home」をリリース!

音楽

ホイットニー・ポート、「レオナルド・ディカプリオの誘いを断って後悔している」

セレブ

カーディ・B、映画共演者にラップ・ダンスをレッスン!

映画