マーベル・スタジオの製作社長ケヴィン・ファイギが、マーベル・シネマティック・ユニバース(以下略称、MCU/※マーベル・スタジオ製作によるスーパーヒーロー映画作品が共有する架空の世界、及び作品群の総称)におけるLGBTQ+コミュニティに対する表現について言及し、その際に既にMCUで登場しているキャラクターの一人が同コミュニティに属していることを明かした。さらに、今後制作を予定しているキャラクターの一人もコミュニティの一員だそう。
ケヴィンは最近応じたインタビューでLGBTQ+コミュニティに関する質問をふられた際、「既に皆が見ているキャラクター、これから登場するキャラクター、どちらもそう(コミュニティの一員)だよ」とコメント。

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前者は、『マイティ・ソー』シリーズの3作目、『マイティ・ソー バトルロイヤル』で初登場したテッサ・トンプソン演じるヴァルキリーとのこと。同作にてヴァルキリーによる女性同士のラブシーンもあったようだが最終的には尺の都合からか削られてしまったそう。テッサはこの件について、いつか他作品にてヴァルキリーのセクシュアリティを探求したいと話していた。
後者に関しては残念ながら詳細は不明だ。ネタバレについて厳戒態勢をとっているだけに、社長のケヴィンも口を割らなかった。だが、今後のMCUでは多様性あるキャラクター達が登場し、よりリアルな世界観で物語が繰り広げられていきそうだ。