2005-04-12

「コンスタンティン」 キアヌ・リーブスが都内で会見


Photo: MTV JAPAN
【東京】12日、映画「コンスタンティン」でプロモーション来日中のフランシス・ローレンス監督と、主演のキアヌ・リーブス、レイチェル・ワイズが、都内のホテルで記者会見を行った。「マトリックス・レボリューションズ」以来、1年5ヵ月ぶりの来日となったリーブスと、今回が初来日となったワイズが揃って出席するということもあり、会場には多くの報道陣が駆けつけた。

全世界で大ヒットを記録した「マトリックス」シリーズから2年。ハリウッドで最も注目される俳優の一人であるリーブスが次の主演作品として選んだのが、この「コンスタンティン」だ。全米で人気のコミックス「ヘルブレイザー」が原作のこの映画は、この世に属さないものを見分ける才能を持って生まれ、余命一年の末期癌に侵された厭世的な主人公、ジョン・コンスタンティンを軸に、天国と地獄が現実のすぐそばでせめぎあいを繰り広げるオカルト・アクション。

役柄のイメージどおりのダークなスーツに身を包んだリーブスは、「コンスタンティン」のストーリーやキャラクターを大いに気に入ったようだ。「カメラワークやストーリーなど、とにかくすべてにおいて素晴らしい映画でエンジョイできた」と監督を絶賛し、「怖さも、おもしろさも、感動できる部分も、すべてが網羅されていて、とても満足」と終始笑顔だった。

出演を決めた理由については、「とにかくキャラクターにひかれた。ストーリーも独創的で素晴らしい」と説明。「ヒーローは大抵の場合、何も知らないまま旅に出て何かを探すという設定が多いが、コンスタンティンが知らないのは自分のことだけというのもおもしろい」と作品の魅力を語った。また、「厭世的な主人公だが、ホラーだけではなく、ユーモア、ミステリー、コメディーという要素がすべて詰め込まれていて、そこに何よりもひかれた」と、主人公にも作品にもかなり惚れこんでいるようだ。ヒロイン役のワイズも「特に地獄のCGワークにすごくエキサイトした。ホラー、スリラーの要素もあるけれど、これまでの映画にはないとてもユニークな組み合わせ」と満足げだった。

実はリーブスとワイズは、過去に「チェーン・リアクション」(96)で共演済み。「キアヌとは過去に共演したということで信頼しているし、居心地もよかった。世界的に大成功を納め、大スターになったにもかかわらず、相変わらず謙虚で優しいところが嬉しい」(ワイズ)、「映画の仕事を役者としてだけではなく、様々な点から学んできた」(リーブス)と、互いの成長を語った二人の、息の合った演技にも注目だ。

今作で映画監督デビューを果たしたローレンス監督は、ブリトニー・スピアーズ、ジャネット・ジャクソン、ウィル・スミス、エアロスミスといった数々のスーパースターのミュージック・ビデオの演出で、賞を総なめにしてきたベテラン・ディレクター。コミックスを原作にしながらも映像重視に陥ることなく、ストーリーとキャラクターに重点を置いて、映画デビュー作を見事に演出した。“あの世”に対するステレオタイプの概念を振り払い、“天国と地獄はこの世と共存している”という新たなアプローチで死後の世界を表現している。

初監督作品がここまで話題を呼んでいることについて、「とてもいい気分。これだけの大作だけにプレッシャーはなかったとは言わないが、とにかくベストを尽くした」とコメントしたローレンス監督。「ジョン・コンスタンティンというキャラクターが大好きで、とにかく彼を表現できたので満足」とのことで、続編は?との質問には、「まずは公開されてからのみんなの反応を見てみたい」と答えていた。

この会見の模様や、キャストや監督の独占インタビューは、MTVで4月21日(木)夜11時(※初回放送、リピートあり)から放送の「MTV SCREEN」でオンエア予定。「コンスタンティン」は4月16日より丸の内ピカデリー1ほか全国松竹・東急系にてロードショー。■

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