
Photo: Bryan Bedder/Getty Image
2000年10月にスタート。3500日後、『ハリー・ポッター』は終わった。
2週間前に最終章『ハリー・ポッターと死の秘宝』がクランクアップし、人気シリーズが全8作品(最終章は2部作)をもって終幕した。主演のダニエル・ラドクリフをはじめとするキャストたちは、映画の大半の撮影が行われたロンドン郊外にあるリーブスデン・スタジオで育った。
だからこそ、撮影最終日は全てのキャストやクルーにとって、感情的な1日となった。ラドクリフは自身がその辛さに耐えられなくなるとは考えていなかったという。
「自分がそこまで感情的になるとは思っていなかったんだ。でも、本当に感情的になってしまった。きっとDVDの特典映像で観てもらえると思うよ。僕らが子供のようにすすり泣く姿は、撮影されていたからね」とラドクリフはMTV Newsに伝えた。
その日、ラドクリフは取り乱すことなく1日を過ごしていた。だが、最後から2番目のシーンの撮影の前に、プロデューサーのデヴィッド・ヘイマンとデヴィッド・バロンに話しかけられると、予期せぬ感情がこみ上げてきたという。
「彼らがやって来て、『気分はどう?調子は?』って訊かれたんだ」とラドクリフは述べた。
「言葉が見つからなくて、『僕が本当に楽しかったということだけ、知ってほしい』って答えた。あまりに初々しい、とても純粋で甘い言葉だったから、自分にとっても不意打ちだったよ。その瞬間、胸がいっぱいになって、“最後の撮影で気持ちをしっかり保つのは大変なことになるな”って思った。ただ地図の上を飛び回るだけの、シンプルなスタントだったよ」。
無事最後まで撮影をやり遂げることができたラドクリフは、「『これで終わり』って言われて、変な気分だった」と振り返った。だが、撮影が終わるやいなや、トニー賞のプレゼンターを務めるべくニューヨークへ旅立ってしまったので、キャストやクルーと打ち上げをすることはできなかった。
「あれは正式な打ち上げではなかったんだよ」とラドクリフ。「ただみんなで出かけて、クレイジーなくらいに酔っぱらっただけさ。打ち上げは今後2週間以内に行われるんだ。エキサイティングになるよ」。
シリーズ最終章の前編『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART 1』は、2010年冬に全国で公開予定。■
MTV News