
Photo: ROBYN BECK/AFP/Getty Images
23日に発表された第16回映画俳優組合賞(以下、SAG賞)は、まるでデジャヴのようだった。主演男優賞のジェフ・ブリッジズと主演女優賞のサンドラ・ブロックを含む大半の受賞者が、前週に発表されたゴールデン・グローブ賞と同じだったのだ。
これまでメジャーな映画賞では受賞する見込みが低いとされてきたブロックは、自身の名前が呼ばれた瞬間、びっくりした様子だった。スピーチでは、もし授賞式が生放送でなければ、放送禁止用語を気にせずに喜びを表現していたところだと、いたずらっぽく明かした。
ゴールデン・グローブ賞では作品賞を含む2冠に輝いた『アバター』が、SAG賞ではどの部門にも不在だったことが、2ヵ月後のアカデミー賞の予想を困難にした。作品の大部分にCGによるキャラクターが登場するため、映画俳優組合には認められなかったようだ。
SAG賞では作品賞に値する最高栄誉となるアンサンブル演技賞は、クエンティン・タランティーノ監督の『イングロリアス・バスターズ』に贈られた。アイルランド、ドイツ、フランス、アメリカなど、多国籍なキャストを代表して、イーライ・ロスがトロフィーを受け取った。
昨年5月のカンヌ映画祭以来、オスカー最有力候補と噂されている『イングロリアス・バスターズ』のオーストリア人俳優クリストフ・ウォルツ(写真)は、SAG賞でも助演男優賞に輝いた。彼が演じた悪役ハンス・ランダは、アカデミー賞での活躍も大いに期待できそうだ。
同じくオスカーに有力視されているのは、「Precious」(日本未公開)で主人公の母親に扮したモニークだ。彼女もまた、ゴールデン・グローブ賞に続き、SAG賞でも助演女優賞を受賞した。■
MTV News