2009-10-23
『マイケル・ジャクソン THIS IS IT』 監督が明かすマイケルの想い

「全ては愛のために―L-O-V-E」

いよいよ来週に全世界同時公開されるドキュメンタリー映画『マイケル・ジャクソン THIS IS IT』の予告編映像で、マイケル・ジャクソンはそう語っている。10年以上の月日を経て、なぜロンドンでカムバック・ツアーを行うことに決めたのかを説明していたのだ。

20回以上のセットチェンジを含む大規模なステージが噂されていただけに、マイケルがコンサートを行う理由は、明らかに「愛」という言葉以上に複雑なものだったのではないだろうか。だが、ドキュメンタリーとコンサートの監督を務めたケニー・オルテガがMTV Newsに語ったところによると、真実はさほど遠くはないようだ。

「マイケルは"ただ、できるから、ではダメなんだ。やるべきことだから、意味があるから、そのアイディアにパワフルな理由があるからこそやらないと、やる価値がないよ"と言っていた」とオルテガは述べた。

監督の説明では、マイケルにとっての"パワフルな理由"は3つ―家族、ファン、そして人類の未来への希望(それにもちろん愛)だったという。

「彼は自分の子供たちに自らの人生のクリエイティブな面を見せたかったから、(コンサートを)やりたかったんだ」とオルテガは述べた。

「自分が人生を通じて愛してきたことが、どんなものだったのかを、子供たちにも体験させたかったんだよ。ちょうど彼らも興味を持ち出して、理解できる年齢だし、彼もコンサートをできるだけの若さを保っていたからね」。

さらにマイケルは、献身的なファンたちにライブ・コンサートでお返しをしたかったのだという。そして、キング・オブ・ポップをフィーチャーするだけではなく、過去のどのコンサートよりも大規模で素晴らしいものを目指していた。

とはいえ、最終的に、コンサートの大きな原動力は愛だった。

「最も重要なことは、マイケルはこのコンサートを世界への召集命令にしたかったということだ」とオルテガは語った。

「"これで終わり(This is it)。世界よ、責任を取らなきゃ。僕らはもっと愛し合う必要があり、世界にもっと愛を返すべきだ。この惑星を保護しなければ、次世代には残すことができないよ"とね」。

『マイケル・ジャクソン THIS IS IT』は10月27日(水)に全世界同時公開予定。■

Eric Ditzian, MTV News