
Photo: Michael Ochs Archive/Getty Images
「Bad」の2年後、マイケルはマット・グレイニングによる人気テレビアニメ「ザ・シンプソンズ」に出演した。かねてから番組のファンだったという。1990年にリリースされたアルバム『The Simpsons Sing the Blues』に収録されたヒットシングル「Do the Bartman」は、マイケルがゴーストライターとして手掛けた楽曲だという噂もある。その1年後には、シーズンの第1話目となった「Stark Raving Dad」というエピソードで声の出演を果たしているが、名前は出さなかったため、当時は誰も気づかなかった。
このエピソードでは、シンプソン家の家長、ホーマーが精神病院に収容される。そこでホーマーは、自分がマイケル・ジャクソンだと信じている肥満の白人男性、レオン・コンポウスキーに出会う。コンポウスキーの声優として、ジョン・ジェイ・スミスという名前がクレジットされたが、この人物こそがマイケルで、劇中では「Happy Birthday Lisa」という曲も提供している。マイケルはこのエピソードに、名前を出さないという条件で出演したという。
その後、目立った映画出演のなかったマイケルだが、1997年にはスタン・ウィンストン監督のホラー短編「Ghosts」で主演を務めた。また、多くは『メン・イン・ブラック2』でのカメオ出演を憶えていることだろう。マイケルは劇中で人間の姿をしたエイリアンを演じ、整形手術を受けた自身の顔をネタにした。マイケルにとって最後の映画出演は、2004年公開のエリック・ロバーツ主演のパロディ映画「Miss Cast Away」となった。■
Adam Rosenberg, MTV News