2017-11-22
ジジ・ハディッドとケイティ・ペリー、「ヴィクトリアズ・シークレット・ファッションショー」に出演ならず

11月20日に上海で開催された「ヴィクトリアズ・シークレット・ファッションショー」は、今年も業界のトップモデルたちが色とりどりのランジェリーを身にまとい、宙を舞う蝶のごとく華麗な姿をステージで披露した。またパフォーマーとしては、今年からソロアーティストとしてキャリアをスタートさせたハリー・スタイルズを始め、ミゲル、レスリー・オドム・Jr、ユンディ・リ、そしてジェーン・チャンもショーに出演。素晴らしい演奏でショーを盛り上げた。

実はこの「ヴィクトリアズ・シークレット・ファッションショー」、開催に先立って中国から入国を拒否されショーに出られなかったモデルが数人いたというニュースが話題になっていたが、なんとその中には日本でも人気の高いジジ・ハディッドも含まれており、さらにはパフォーマーとして出演予定だったケイティ・ペリーまでもリスト入りしていたことが判明した。

BBCによると、二人は入国に必要なビザを申請するも中国政府に却下されてしまったとのこと。その主な原因として、ジジに関しては「差別主義者だから」という理由で、またケイティは「反中の人間だから」といったものだった。

今年の2月、大仏の顔の形をしたクッキーを手にしたジジがその顔をまねて目を細める様子の動画が、ジジの妹であるベラのインスタグラムに投稿された。この動画を見た世界中の人々が「アジア人をバカにしている」とジジを批判、特に中国では大炎上となった。

ジジはその後Weibo(中国のTwitterのようなSNS)を使って謝罪の言葉を発信。「誰かを傷つけたという事実に私自身も心が痛いです。皆さんにお伝えしておきたいのは、私は今までに自分の立ち振る舞いを通して誰かを傷つけようと思ったことなんて一度もないということです。もし不快な思いをさせてしまったのなら、深くお詫び申し上げます。旅行で中国を訪れたときの思い出はどれもとても大切なものだし、中国人の皆さんに対してこの上ない尊敬と愛情を抱いています」とメッセージを投稿していた。

しかし、どうやらこの謝罪の言葉だけではジジの事を許すことが出来なかったようで、結果としてジジの中国訪問は拒否されてしまった。ジジはこの件をツイッターを通してファンに報告。「すごく残念だけど、今年の中国でのヴィクトリアズ・シークレット・ファッションショーには出られそうにありません。ヴィクトリアズ・シークレット・ファミリーのみんな、愛してる!私の心は彼女たちと共にあるわ。テレビで美しいショーを見るのが待ちきれないし、もうすでに来年のショーが待ち遠しいわ」と、前向きにコメントしていた。

一方のケイティ・ペリー、New York Postによると、2年前に台湾で開催したコンサートでヒマワリをあしらった衣装を着たことで中国から目を付けられてしまったようだ。ヒマワリは、2014年に台湾で起きたひまわり学生運動(台湾と中国間のサービス貿易協定に反対するデモ活動)を機に「反中」のシンボルとして用いられるようになった。

そのヒマワリをセットの一部としてステージ上に置いただけではなく、大きなヒマワリが幾つもついたドレスを着たケイティに対し中国政府はあまりいい印象を持たなかったことで、今回の入国拒否に繋がってしまった。

「ヴィクトリアズ・シークレット・ファッションショー」の様子は11月28日にCBSで放送。

MTV NEWS