2009-11-04
リアーナ、トーク番組で事件について語る

今年2月に当時交際していたシンガーのクリス・ブラウンから暴行を受けたシンガーのリアーナが、事件後初めてテレビのトーク番組に出演。「私に起こったことは、誰にでも起こりうること」とメッセージを送った。

「グッド・モーニング・アメリカ」と「20/20」という2つの番組で紹介されたインタビューの中で、リアーナは司会のダイアン・ソウヤーに対し、「彼は間違いなく初めての真剣な恋人だった」と告白。ブラウンから暴行を受けたことが、どれだけ辛かったかを明かした。

リアーナはまた、米「Glamour」誌12月号の中でも、事件について触れている。

「寝る前はリアーナだったのに、目覚めたらブリトニー・スピアーズになっていたわ」とリアーナは11日に全米で発売される同誌最新号で語った。「(事件の)翌日に起きたメディアの混乱状態は、それくらいのレベルだったの。"私の家の上空をヘリコプターが旋回しているですって? うちの袋小路に100人も集まっているってどういうこと?家に帰れないってどういう意味よ?"って感じだったわ」。

マスコミの襲撃や事件によるショックに直面した彼女をサポートしてくれたのは、友人や家族だった。「でもある時点で、孤独を感じるの。誰も理解できる人がいない、寂しい状況よ」とリアーナは述べた。

「私の置かれた状況から得られるポジティブなことといえば、他の人がそこから何かを学べるということ。若い女性たちには、出来る限りの見識を提供したいと思っているの。あまり理解されていない意見を、私が代弁することができると思うのよ。今の私は、ああいう女性たちの声となって助けることができるわ」。

事件後、傷だらけの顔写真がインターネットに流出した。このことについてリアーナは「屈辱的」だったと振り返っている。

「完全に利用された気分だったわ…みんながネットの面白いネタにしているような気分だった。私の人生なのよ。特に写真が2人の女性によって流出されたと知ったときは、がっかりしたわ。あれは誰にも見せたくないような写真でしょう」。

今回の経験で、リアーナは以前よりも強く、賢く、自覚を高く持つようになった。「自分の決めたことが、ファンのような知らない人にまで影響を与えるって、気づかないものなのよ」とリアーナは同誌に伝えた。そして、似たような状況に置かれた女性たちには、こんなメッセージを送っている。

「ドメスティック・バイオレンスは大きな秘密なの。両親がケンカしていると言いふらす子供はいないわ。10代の少女たちは、両親に彼氏から暴行を受けているとは言えない。近所の人にも争っていることは絶対に言わないわ。恥ずかしいからって、私たち(女性)が隠すようなことなのよ。私の話は、みんなが観るために全世界に放映された。そして、私の復活の全過程も追われているの」。

リアーナの待望のニューアルバム『Rated R』(写真)は、11月25日に国内リリース予定。■

MTV News