2007-10-30

インシンクのランス、カミングアウトまでの苦悩を語る


Photo: Astrid Stawiarz/Getty Images
何年にも渡り、インシンクのメンバー、ランス・バスは、少年時代からひた隠しにしてきた秘密が暴かれる日がくるのではないか、そのことが壊滅的な結果をもたらすのではないか、と怯えながら生きてきた。昨年、自身がゲイであることをカミングアウトするまでは、この事実がキャリアを台無しにして、爽やかな清潔感が売りだったインシンクのイメージを汚すのではないかと心配していたそうだ。

「みんなが事実を知ってしまったら、と想像するだけでゾッとしたよ」とランスはMTV Newsに語った。「それがこの世の終わりくらいに思っていた。今だからこそ、当時カミングアウトしていたら良かったのにって思うけどね。みんながどんなリアクションをするのか、かなりの見物だったろうからね」。

自分がゲイであることが知れ渡ることを恐れていたランスは、友人や従業員など、親しい人たちと機密保持契約を結んでいた。親友でもあるインシンクのメンバーにも自分がゲイであることは明かしていなかったため、カミングアウトするまでは罪悪感にさいなまれ続けた。

グループの広報担当者、マネージャー、それに所属レコード会社は、インシンクのメンバーに、女性と一緒にいるところや、タバコやビールを手にしているとことを見られないようにと指導するほどイメージに厳しかった。ランスはデビューして間もなく、カミングアウトすることは自分の夢が破れることだと悟ったと言う。

「あるとき、ゲイの友だちがいたクリス(・カークパトリック)と話していたんだ」とランス。「そしたら、もし誰かがそのことを知ったら、僕たちは破滅するっていう感じでね。それからは自分がゲイだってことを誰にも話せなくなってしまったし、隠さなければいけないって思うようになったんだ」。

しかし、ランスはメンバーたちが自分をゲイだと疑ったこともあったはずだと推測する。「自分の親友が、4年間も彼女がいなくて、デートもしていないとすれば、勘ぐり始めるよね」。

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