数日前、ラッパーの21サヴェージことシャヤ・ビン・エイブラハム・ジョセフが米国移民関税執行局(ICE)によって身柄を拘束されたことが明らかになった。
ICE広報のブライアン・コックスは「シャヤは不法滞在中のイギリス人だ」とコメントを発表している。同局によると、シャヤはアトランタ出身ではなく、2005年にイギリスで発行されたビザを用いて入国し、有効期限である1年間を過ぎた後にもそのまま不法滞在していたとのこと。TMZは、シャヤがイギリス連邦の一員であるドミニカ国の出身であることもあり得るのではないかと予測している。
また、シャヤは今回の連邦移民法違反に加え、2014年に麻薬に関する罪で有罪となっているため、今後は国外退去の手続きが進められると言われている。
アトランタのコミュニティやファンたちは、シャヤは地元出身であり、今回の逮捕は「連邦および地方の法執行機関による、標的を定めた操作」であると反発している。また、シャヤの弁護士ディナ・ラポルトは、「エイブラハム・ジョセフ氏の釈放を目指し、当局と協力し、全ての誤解が解消されるよう尽力しています」 「エイブラハム・ジョセフ氏は、この国――特にアトランタ州ジョージアにて若者のロールモデルとなっています。恵まれない若者を支援するプログラムにて、積極的に活動を行なっています」とコメントしている。
21サヴェージはポスト・マローンとのコラボ曲「Rockstar」で、
「第61回グラミー賞」の「年間最優秀レコード賞」 「最優秀ラップ/サング・コラボレーション賞」にノミネートされている。