テイラー・スウィフト、Microsoftを訴えようとしていたことが判明

11 9月 2019
テイラー・スウィフトが、Microsoftが開発したチャットボット「Tay」をめぐって、同社を訴えようとしていたことが明らかとなった。
 
テイラーの弁護団は2016年、Microsoftを相手取り訴訟を起こす寸前だったことを同社の代表であるブラッド・スミスが告白した。
 
Microsoftは当時、オンライン上で18~24歳の若者と交流を図ることを目的としたチャットボット「Tay」を開発。SNS上で交わされている会話から学習し自らもツイートができるよう人工知能が搭載されていたTayだったが、ローンチからわずか短期間で撤収。集団虐殺を支援するといった内容の人種差別主義者的なツイートを行ったため、Microsoftがツイートから18時間後にはオフラインにしたためだ。
 
そして、テイラーはこの「Tay」について、Microsoftを訴えることを決意。Tayが差別的な発言をしたことが原因ではなく、名前の酷似がその理由だという。
 
今年9月10日に新たに出版された著書『Tools and Weapons』の中で、スミス氏は当時のことをこう振り返っている。
 
「休暇中にディナーを取っていて、ふと携帯を見てしまったんです。すると、ビバリーヒルズのとある弁護士から、このようなメールが来ていた。"テイラー・スウィフトの代理でご連絡差し上げました。Tayという名前は、ご存じの通り我々のクライアントの名前と酷似しています"とね。正直、私には何のことだかさっぱりわからなかった。それでもこのメールを無視することはできなかった」
 
同メールには、Tayという名前が連邦法および州法で違法であること、またテイラーとの間に何らかの繋がりがあると誤解を招く名前であるとの主張が書かれていたそうだ。
 
テイラーと彼女の弁護団は、商標においては特に厳しい姿勢を取っており、テイラー・スウィフトという名前、サイン、そしてイニシャルはもちろんのこと、2015年には、「 this sick beat」「nice to meet you, where you been」といった、アルバム『1989』収録曲の歌詞までも商標登録に。これらは全て、グッズの製作及び販売において万が一商標権が侵害された場合に法的な措置に出られるようにするためだという。
 
テイラーの弁護団からメールを受け取ったスミス氏はすぐに対応。幸い、Microsoftは訴えられずに事態は収拾したという。





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