ジュース・ワールド、フォール・アウト・ボーイと共鳴?

8 11月 2018
5月にデビューアルバム『Goodbye & Good Riddance』をリリースして全米アルバムチャート4位にランクインし、10月にはフューチャーとのコラボアルバム『WRLD On Drugs』を発表してリル・ウェイン、ヤング・サグ、ニッキー・ミナージュなど錚々たるラッパーたちとコラボを果たしていたジュース・ワールド。弱冠19歳ながら、音楽業界をうまく渡り歩いている彼のルーツは一体なんなのだろうか。

先月、ジュースはMTV Newsの二者択一ゲームに挑戦。フォール・アウト・ボーイ(以下、FOB)の2ndアルバム『From Under the Cork Tree』と3rdアルバム『Infinity on High』のどちらを選ぶかという問いに対しては前者を選択し、長文タイトルの楽曲が多い作品のなかでも特に「I Slept With Someone in Fall Out Boy and All I Got Was This Stupid Song Written About Me」がお気に入りであると明かした。また、「この曲はものっっっすごく俺の心に響いた曲でね。あのアルバム全体を通してこの曲のようなヴァイブスを感じていたよ」と付け加えていた。

MTVの最新インタビューでは、喪失感がテーマとなっているカニエ・ウェストの4thアルバム『808s & Heartbreak』が好きだと話していたジュース。ジュースのヒット曲「Lean Wit Me」は「俺は今夜死ぬのか?わからない、もう終わりなのか? / 次にハイになる時を待ってる、終わりが来る時を待ってる」といった陰鬱な歌詞が綴られているが、そのようなジュースの世界観はFOBやカニエの作品からの影響が伺える。

2006年、FOBのベーシストであるピート・ウェンツはインディペンデント紙のインタビューにて「特にアメリカ人は、時々落ち込み悲しい気持ちに浸ることが問題ないことだって気づいていないと思う」 「自身が大丈夫なのかの指針となるような、感情のサイクルの一つだというのにね。もしも悲しみを一切感じなかったとしたら、どうやって自分が平気かわかるんだ?」と語っていた。ジュースとFOBは活躍するフィールドが異なるとしても共鳴している部分がありそうだ。

なお、ジュースの楽曲制作のプロセスは「全てフリースタイル」。「盲目状態のときに曲が降りてくる感じさ。もし今書くとしたら考えすぎちゃうと思うし、本能に身を任せて書いた方がより自然でもっと良い曲になると思う。別に強制されているわけじゃないよ。その(曲が降りてくる)モードになったときの最初の言葉がそのまま曲になることも時々ある」とのこと。
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