コーチェラ出演!全世界が注目の豪出身バンド、パーセルズにインタビュー!

10 4月 2019
ダフト・パンクが初めて他のアーティストをプロデュースしたことで注目を集めたオーストラリア、バイロンベイ出身の5人組バンド、Parcels(パーセルズ)。70年代、80年代から影響を受けたファンクディスコと現代的なエレクトロミュージックが相まった独特のサウンドに世界中から注目が集まっている。今回は1月に開催された来日公演の際に行ったインタビューをお届けする。インタビューを通して垣間見えた、彼らの人間的な魅力もまた、新時代を担う愛すべきバンドとしての印象を強くした。

写真左より: Louie(キーボード)、Patrick(キーボード)、Jules(ギター)
 

――こんにちは、MTVです。よろしくお願いいたします。私はすでにみなさんの大ファンなのですが、このインタビューを通して、さらに多くの人がパーセルズのことをますます好きになってくれるといいなと思います。前回は、2017年1月に初来日していますね? これが3回目の来日ですか? 日本に着いたのはいつですか?

Jules: そう、3回目。きのう日本に着いたよ。で、明日には移動だよ。Louieはもうちょっと前から来てたよね?
Louie: そう、僕だけ4日前に来て長野でスキーをしてたんだ。楽しかった!

――次の来日の予定は?
 
Jules: 12ヶ月以内には、また日本に来る予定だよ!
Louie: 実は僕はまた近日中にプライベートで日本に戻ってくる予定なんだ。日本で過ごすのが好きだから、時間があれば日本にいたい!

――日本を気に入ってくれて嬉しいです! 今夜のライブにむけて意気込みを聞かせてください。

Patrick: 初めて日本のお客さんの前でアルバムの曲を演奏するからすごく楽しみだよ。
Louie: 日本で演奏するのってなんだか特別で、なぜなら日本のお客さんのリアクションって独特で、ツアーで各国を回る中でも全く違う体験をさせてくれる場所なんだ。僕ら全員、ステージを超楽しみにしてるよ!

――2018年はどんな年でしたか? 印象的な出来事は何ですか?

Jules: 去年はいろんなことがあったね。アルバムを作って、レコーディングして、リリースして、90近くのステージに立って演奏した。アルバムを完成させたことが最も大きなトピックかな。他に何かあったっけ?
Patrick/Louie: そうだね、アルバムが完成したことがトップニュースだ。

――デビューアルバム、おめでとうございます! このリリースに際して、ウェブサイトに書かれていたコメントが印象的でした。"このアルバムは文字通り"バンド"としての僕らのアイデンティティとなった。バンドがこれから進むべき道を示してくれた作品だ。セルフタイトルアルバムとした理由は、人間として、ミュージシャンとして、グループとして、僕らを表現するのにもっとも忠実な作品となったから"、という内容でしたね。

Jules: アルバム制作が終わった時、その瞬間は、やりきった、たどり着いた、これが答えだ! このアルバムが、この先1年ぐらいの間、僕らを象徴する作品となるんだ!って思った。その感覚をすごく印象的に覚えているんだけど、それから1ヶ月ぐらい経つと…、違う考えが浮かんだんだ。全ては続いていて、もっともっと良くなるべく、絶えず進化しているんだなって、そんなふうに、新たな気づきを得たよ。

――なるほど。色んなプロセスの折々に感じたこと、全てが真実で、大切な感情だと思います。ツアーを回る中で、さらに好きになった曲はありますか? たとえばお客さんからのリアクションが意外な感じだったとか、レコーディングの時には想像もしなかったような進化を遂げた曲とか…。

Louie: 「Closetowhy」はライブで盛り上がる曲に進化したように思うな。
Patrick: 特にオーストラリアでね。
​Louie: ライブ曲としてレコーディングの時より進化したよね。
(ライブの終盤に演奏された「Closetowhy」のパフォーマンスでは、JulesとNoah が突如シュールなダンスをする演出があり会場は大いに沸いた。)

――アルバムの最後のトラック、「Credits (feat. Dean Dawson)」がとても面白かったです。アルバム制作にかかわった方々の名前を延々読み上げる、とてもユニークなアプローチだと思いました。このアイデアはどこから得ましたか?

Jules: ありがとう!アルバムの〆として、自然に出てきたアイデアで、一番最後に作ったトラックだよ。何らかの形で皆への感謝を表現したいって思ったのが最初のきっかけ。前からインストのメロディにかぶせて誰かが話したりラップしたりするのをやってみたいって思ってて、古いヒップホップのレコードとかでよくアルバムに関わった人への感謝をシャウトしてるような、あの感じをイメージしてみた。あと、僕たちが好きな番組「ソウルトレイン」でも番組の最後にMCが同じことをやるんだ。そういう要素を詰め込んで、即興で作ったんだ。

――MTVなのでミュージックビデオについて詳しく聞かせてください。楽曲はセルフ・プロデュースで制作しているようですが、ミュージックビデオの制作のプロセスはどんな感じですか?

Jules: ミュージックビデオに関しても基本的にはセルフ・プロデュース。たとえば「Withorwithout」はLouieのアイデアを元に作ったよ。あとは僕らのクリエイティブ・ディレクターと相談して作り上げる感じかな。
Louie: 気になる監督に声をかけてディレクションをお願いしたり…。楽曲制作と比べて、色んなクリエイターのアイデアを取り入れることに対してオープンでいるようにしているんだ。

――「Tieduprightnow」は、ビーチに、サーフィン、レインボー・ロリキート、まさにTHEオーストラリア!って感じですよね。皆さんの地元、バイロン・ベイで撮ったんですか?

​Louie: そう! バイロン・ベイで撮った!
Jules: あの日の気温は40度、スーツを着込んで、めちゃくちゃ暑くて日焼けした…。オープンカーにみんなで乗り込んで、小道具もいっぱい詰め込んでてギュウギュウになってて…。
​Louie: 僕は車の縁に腕をかけてて、同じに見えるように何時間もその体勢でいないといけなかったから、腕がまじでヤバかった!
Patrick: かなりヤバい撮影だったよね。
Jules: 映像だと超ハッピーにみえてるけど…、実際はかなり悲惨な状況だったよね…。
​Louie: あと、実は車のシーンではカーステレオでジョージ・ベンソンの曲をかけてて、実際はそっちの曲に合わせてノってるっていう。
Jules/Patrick: 色々あったけど…、楽しかったね!



――お次は、アーティスティックなミュージックビデオ、「Lightenup」について教えてください。

​Louie: クレイジーな日だったよね。
Patrick: ロンドン、ウィンブルドンの古い豪邸だった。
Jules: 僕ら一人ひとりが様々な"sin(大罪)"をテーマにした部屋にいる設定で、それぞれ自分のシーンを撮り終えてからやっとお互いのテーマをみたんだけど、とにかくクレイジーな1日だった。すごく刺激になった。
​Louie: 何百人もの人がいろんなコスチュームを着てあちこち走り回ってた。
Patrick: 1日で撮ったよね。
​Louie: すごく時間がかかって、深夜になっちゃって、エキストラの皆も変なテンションになってた。
Jules: 超大変だった! 全編アナログフィルムで撮って、何回も撮り直しができる感じでは無かったから、プレッシャーがすごかったよ。



――女優のミラ・ジョヴォヴィッチをフィーチャーした「Withorwithout」については、かなりホラーなビデオですね。残虐なシーンの連続で、ちゃんと最後までみられていません…。

​Louie: 笑 狙い通りだね。

――撮影には参加されたんですよね…?

​Louie: 全員出てるよ!笑 ちゃんとオチがあるんだから最後までみないとダメだよ~。

――…はい!このあとみます!



――バンドメンバーといる時、一番楽しい瞬間はどんな時ですか?

Jules: 『Seinfeld』を見てるときかな? 『Seinfeld』って知ってる?ニューヨークのコメディドラマなんだけど。すごくくだらなくて、ばかばかしくて、それを見てみんなで真似するのが流行ってる。
​Louie: 食べるのも好き。皆でおいしいものを探して食べるのが好きなんだ。ラーメンとかね!

――最初に買ったアルバムはなんですか?

​Jules: あんまり覚えてないけど、ゴリラズの、なんだっけあのアルバム、『Demon Days』? 
Patrick: 1枚目だっけ?
​​Jules: 1枚目はセルフタイトルで、2枚目が『Demon Days』。子供の頃、ずーっと聴いてたな~。
 
――彼らには会えましたか?

​​Jules: まだだけどいつか会いたいね!
​Louie: 彼らって実在するの?

――2019年の予定はどのような感じですか? コーチェラにも出ますね。その他に、まだ発表してないことはありますか?

​Louie: 発表してないことは教えられないよ笑 
​​Jules: 既にいろいろ発表済みのこともあるし…、これからも色々発表するからチェックしてね!

――楽しみにしています。ありがとうございました!

満員の観客の中行われた来日公演は、止まないアンコールの歓声の中、熱狂のうちに幕を閉じた。2019年は引き続き、今週末に開催されるコーチェラ・フェスティバル 2019をはじめ
世界各地での単独公演や主要フェスへの出演を控えている。多幸感あふれる彼らの音楽に合わせて、70年代&80年代音楽のファンや、若いリスナーまで幅広い世代が一同に会して体を揺らす光景は夢のようだった。これからの活躍がとても楽しみだ。

アルバムの詳細はこちら:
レーベル公式サイト
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