Green Ribbon HEART BEAT LIVE with MTV

REPORT

moumoon
アステラス製薬が支援する移植医療の啓発キャンペーン「グリーンリボンキャンペーン」にMTVが賛同し、音楽を通じて臓器提供の意思表示について考えるライブ・イベント「Green Ribbon HEART BEAT LIVE with MTV」がSHIBUYA-AXで開催された。イベントの趣旨に賛同したmoumoon、BREATHE、片平里菜、堂珍嘉邦の4組のアーティストがステージに登場。熱いライブパフォーマンスと共に、臓器提供の意思表示についてのそれぞれの思いを語り、集まった大勢の観客を沸かせてくれた。


 イベントのトップを飾ったのは、moumoonの2人。「Sunshine Girl」でライブをスタートすれば、会場が巨大な手拍子に包まれる。「臓器提供の意思表示することの大切さとその考えを、私たちが先導者になって一緒に広めていきましょう!」とYUKAが語ると、続く「Bon Appetit」では歌いながらステージをぴょんぴょんと飛び跳ね、会場に爽やかな熱気を広げていく。「Love is Everywhere」では、観客が人差し指を高らかに掲げ、ポップなサウンドに乗ってジャンプ。実にmoumoonらしい、軽やかな一体感が会場を温かく包んでいった。YUKAも「めっちゃ最高です。HEART BEAT LIVE、ありがとう!」とステージ上で満面の笑みだ。現在、来年1月にリリース予定のアルバムのレコーディング真っ只中だというmoumoon。ラストはニュー・アルバム収録の新曲「LOVE before we DIE」を披露し、SHIBUYA-AXに躍動感いっぱいのサウンドを繰り広げた。ライブ後、イベントのMCを務めるChrisとのトークでは、「運転免許証で、臓器提供の意思表示をしています」とKOUSUKE MASAKIが語り、会場から大きな拍手が贈られていた。
BREATHE
続いてステージに登場したのは、BREATHE。ステージに登場するなり、11月リリースのニュー・シングル「Queen B」を披露し、会場を大きな歓声で包む。2人のボーカルが激しく交錯するBREATHEの歌の世界に、SHIBUYA-AXに瑞々しい感動が広がっていった。「今日のイベントには、カバーアルバム『Lovers' Voices』でカバーさせていただいた、CHEMISTRYの堂珍さんも来ていて、僕らも興奮状態です」と宮田慧が語ると、「だからさっき、MCを噛んだんだね(笑)」と多田和也。そんなやり取りで観客を沸かせつつ、続く「Twinkle」で再び会場に爽やかな風を運んでいく。「So High」では観客のタオルが一斉に回り、爽快な熱気に包まれた。「自分の大切な人の存在の大きさを感じさせてくれる曲です。皆さんにとって大切な人を思い浮かべながら聞いてください」と語り、ラストに歌ったのは「君が好きで」。二色の歌声が重なって、聴く者の胸を切なくも激しく絞めつけていった。ライブ後のトークでは、グリーンリボンの緑色は「新しい命」や「命の繋がり」を表現しているとChrisが説明すると、「今日、緑の衣装を着てきて良かったです!」と多田が語り、観客の爆笑を呼んでいた。
片平里菜

 3番目に登場したのは、福島県福島市在住の女性シンガーソングライター、片平里菜。アコースティック・ギターを抱えてステージに一人登場し、メジャー1stシングル「夏の夜」を披露する。思わずドキッとしてしまうほど力強くエモーショナルな歌声に、会場は一気に彼女の歌の世界に引き込まれる。「私も臓器提供について知らないことばっかりなんですが、一緒に勉強していきましょう」と語ると、続くはバンド編成で「小石は蹴飛ばして」を演奏。パワフルなサウンドをバックに、強さと繊細さを併せ持った彼女の表情豊かな歌声が、観客に笑顔を届けていく。「女の子は泣かない」で会場の熱気をさらにヒートアップさせると、「最後は皆さんの声が聞きたいです。一緒に歌ってくれますか?」と語り「Come Back Home」を披露。会場からはコーラスの大合唱が巻き起こり、片平里菜も「素敵!」と笑顔を見せる。ライブ後は、「こんな大きな場所でみなさんと一緒に歌うことはなかったので、忘れられない光景になりました」とステージに立つ喜びを語っていた。

堂珍嘉邦
「Green Ribbon HEART BEAT LIVE with MTV」のトリを飾るのは、堂珍嘉邦だ。バンド編成でステージに登場すると、「handle me right」で迫力あるギターをかき鳴らし、会場を圧倒する。激しさの中にも艶のある彼の歌声と、豪快なバンドサウンドが、SHIBUYA-AXを一気にロックの色に染め上げると、続く「Departure」でさらに会場の興奮を力強く牽引していく。「さっき、ステージの袖でライブを見ていたら、えらくゆるいハーティちゃん(日本臓器移植ネットワークのマスコット)がいて、面を食らいました(笑)」と語り、観客を笑わせると、イントロで一際大きな歓声が上がった「Euphoria」へ。彼が目指す耽美とアンビエントが融合した「耽美エントRock」が、会場に爽快な熱気を響かせていく。スケール感の大きなロックが会場を包んだ「Damaged Cupid」に続き、ラストを「Adored」で鮮やかに飾った堂珍。ライブ後のトークでは、「〈心を働かせる〉が僕の座右の銘。自分自身、心を働かせて、想像力を働かせて、いろんなことをやって行きたいと思うし、やって行きたい年頃です」と「Green Ribbon HEART BEAT LIVE with MTV」のステージに立つ思いを語った。



オーラスの集合写真
イベントでは、入場の際に「大切な人のために、Actionしようと思うことってなに?」という題目で、来場者にメッセージを募っていた。堂珍嘉邦のライブ後には、メッセージが貼られたボードがステージに登場。出演アーティストたちもそれぞれのメッセージに込めた思いを語り、臓器提供の意思表示についてActionしていくことが大切だと再確認した。イベント最後には、出演アーティストと観客が一緒になって記念撮影。音楽を通じて臓器提供の意思表示について考える「Green Ribbon HEART BEAT LIVE with MTV」は、観客の笑顔と温かな空気感に満ちあふれたハートフルなイベントとなった。

ALL Text : Takahiro Oyama
ALL Photo : Hiroki Nishioka
MTV JAPAN

<放送予定>
このライブイベントの模様は、下記の日時で放送されます、TV放送もお楽しみに。
11月23日[土]22:00-23:00(初回放送)
11月28日[木]23:00-24:00
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