LIVE REPORT

アステラス製薬が支援する「グリーンリボンキャンペーン」にMTVが賛同し、移植医療で救える命について理解し、臓器提供の意思表示の大切さを、音楽を通じて分かち合うイベント「Green Ribbon HEART BEAT LIVE 2014 with MTV」。2回目の開催となる今年は、つるの剛士、ハジ→、Rihwa、BENIの4人のアーティストが登場し、4者4様のライブパフォーマンスで、赤坂BLITZに集まった観客を大いに盛り上げた。

つるの剛士

つるの剛士
つるの剛士

イベントのトップを飾るのは、つるの剛士。「メダリスト」でライブの幕開けを飾れば、フロアからは大きなハンドクラップが巻き起こる。力強いバンドサウンドで会場に熱気を呼ぶと、一転して「薔薇は美しく散る」ではハスキーで色気のある歌声を響かせていく。
「今日のイベントがあるまで、Green Ribbonについて深く考えたことはありませんでした。今日は皆さんと一緒に勉強していきたいです」とこのステージに立つ思いを語ると、プリンセスプリンセスの「M」、中島みゆきの「糸」と名曲のカバーを立て続けて披露する。しっとりと心を震わせる歌声で観客を深い余韻に包むと、ラストは「今日のイベントの主旨にもぴったり合うと思います」と「はやぶさ」を演奏し、会場に華やかな熱気をもたらしてくれた。

ハジ→

ハジ→
ハジ→

続いては仙台市出身のシンガーソングライター、ハジ→がオンステージ。ヒットシングル「for YOU。」でライブをスタートし、フロアに温かい興奮を広げていく。「赤坂BLITZ、盛り上がっていきましょう!」と「踊れジャポネ→ゼ♪♪。」を歌えば、アッパーなビートに乗って観客はタオルを振って応える。
「今日はみんなで楽しみながら、真剣なことは真剣に考えて、良い時間を過ごしましょう」と語って、「もう会えない人へのラブソングをここで歌わせてください」と7月リリースのシングル曲「sumire。」を披露すると、切ないボーカルで観客の胸をギュッと掴む。最後は、ハジ→の名を世に知らしめた名曲「おまえに。」。会場をぐんぐんと引きこんでいく力強い一体感のあるステージだった。

Rihwa

Rihwa
Rihwa

Rihwaがステージに登場すると、観客から「かわいい!」と歓声が上がる。最初に披露したのは、全編英歌詞のナンバー「Last Love」だ。その小さな体からは想像できないほど、彼女の歌声には力強い迫力と大きな求心力がある。
「みなさんと一つになれるような元気な曲を持ってきました。ちょっと早いけど、冬の曲です」と語って歌ったのは、新曲の「Snowing Day」。その華やかなバンドサウンドに観客からは大きな手拍子が巻き起こる。ギターを弾きながら歌うRihwaも、ニコニコととても楽しそうな表情だ。「音楽のパワーを今、ひしひしと感じています。今日のイベントが、一人ひとりにとって大切な人や自分について考えるきっけになれば」と語ると、ラストの「春風」では彼女らしい優しくも芯の強い歌声を観客の胸に響かせていった。

BENI

BENI
BENI

「Green Ribbon HEART BEAT LIVE 2014 with MTV」のトリを務めるのは、BENI。女性ダンサー4人を率いて、迫力あるダンスを繰り広げた「REASON」でライブの幕開けを飾ると、続く「RED」でさらに観客の興奮を力強く牽引していく。
「私も恥ずかしながら、Green Ribbonについてたくさん知らないことがあって、スタッフのみなさんに教えてもらいました。散々、Green Ribbonって言いながら、ピンクを着てきちゃいました」と観客を笑わせ、『私とドリカム −DREAMS COME TRUE 25th ANNIVERSARY BEST COVERS−』に収録されたカバー曲「サンキュ.」をライブ初披露し、ハートフルな歌声で会場を歓喜に包む。「Home Sweet Home」をしっとりと歌いあげれば、爽やかなアップ・チューン「OUR SKY」で再び会場に華やかな熱気をもたらし、ラストの「Oh Yeah!」は観客と一緒になって大合唱。イベントのフィナーレを、鮮烈なパフォーマンスで飾ってくれた。

集合写真

観客がグリーンのリボンで飾り付けたクリスマスツリーが会場のロビーに設置されたり、ライブの転換中には臓器提供の意思表示について考えるクイズが出題されたりと、「誰かのために、できること。みんなで意思表示の輪を広げよう。」を合言葉に、臓器提供の意思表示の大切さを考えるイベントとなった「Green Ribbon HEART BEAT LIVE 2014 with MTV」。
イベント最後には、出演アーティストと観客が一緒になって記念撮影し、ハートフルなライブを笑顔で締めくくった。

 Text : Takahiro Oyama

 Photo : Takahiro Yamaguchi