MTV VIBRATIONS 09
オーディエンスの感情(VIBRATION)を揺さぶり、純粋に夏を、出会いを、音楽を楽しめるイベント。この夏に熱い暑い振動(VIBRATION)がやって来ます!
REPORTS
■ Palm Tree Stage

1日で最も暑い時間帯にステージに立ったCrystal Kayは、白一色の夏らしい衣装。セットはポップなナンバー「恋におちたら」「After Love -FirstBoyfriend-」からスタート。MCでは「朝起きたら曇っていてどうなるかと思ったけどしっかり暑い! でもみんなに会いたかった!」と語り、中盤からはダンサーもフィーチャー。短いながらもショウアップしたステージを見せてくれた。
ケリー・ヒルソンは 1DJ+2ダンサーを従えてのステージ。まずはDJがアッパーなプレイでフロアを暖めた状態でケリーたちが登場。ソングライターとしても定評のある彼女らしく、オリエンタルなメロディーの「Get Up Your Money」やメロウな「Knock You Down」など、バラエティに富んだ楽曲を披露。途中で上着を脱いでビキニトップ姿になる一幕も。最後には「Thank You So Much Japan!」とオーディエンスに感謝の意を表していた。

Salyuは強い日差しが傾き始めた時間にぴったりマッチしたアコースティックセットで登場。朗々と伸びる透明感のある声が、チルな空気感をもたらしてくれた。「ライブ前には逗子にあるおばあちゃんの家に遊びに行ってきました」とMCで語っていたが、Salyu自身もステージを含めこの1日をゆったりと楽しんでいたようだった。
屋根のない会場でのシンクロ率が非常に高いSPECIAL OTHERSは、この日も抜群のパフォーマンスを披露。ボトムヘビーなリズム隊と浮遊感たっぷりのフェンダー・ローズ&ギターの絡みが、究極の高みに連れて行ってくれるかのような高揚感をもたらした。ドラムの宮原が「ここは天国……でしたっけ?」と語っていたのも納得。
RIP SLYME。客席の人口密度がぐっとアップして、陽が沈んだのにまた日中のような蒸し暑さ。期待感がぐんと高まった状態でライブをスタートし、のっけから「Good Day(Remix)」「GALAXY」と畳み掛けて一気にレッドゾーンに持っていくのはさすが。夕方なのに全員がサングラス姿だったのは、「水着の女の子がいっぱいいて目のやり場に困ります」とのこと。後半には予想通り「HOTTER THAN JULY」「楽園ベイベー」「熱帯夜」といった夏向きのナンバーを連発して、パーティーをいい形で締めてくれました。
Text: Hidetoshi Tatsumi
■ Lagoon Stage

オープニング・アクトとしてPELEが登場。これほど海が似合うサウンドはあるのだろうか。カリブの島国トリニダード・ドバゴで生まれた楽器スティールパン。ラテンパーカッションやホイッスルの絡み合った演奏に南国の空気が会場いっぱいに広がる。大人数のバンドメンバーがその優しいヴァイブスを紡ぎだす。以前MTVのイベントでは BeachPartyにも登場した事のある彼ら、夏に最適なサウンドでMTV VIBRATIONS 09は好スタートを切った。
笑顔がとってもキュートなEMI MARIAが登場、のっけらかアップテンポで一気に観客全員レイズヤーハン状態。「こんなシュチュエーションめったに無いから最後まで楽しんでね」とMCをはさみ、中盤「ア・バラッド・オブ・マイ・オウン」ミッド・スローをしっとりと歌い上げる。つややかな彼女の歌声が、まぶしい太陽の光と輝く。本日のライブで初披露となった新曲「ワン・ウェイ・ラブ」で、オーディエンスを酔わせ、しめくくった。
「はじめましてYU-Aです。」と控えめに登場した彼女を暖かく迎えるオーディエンス。「真夏の楽しい時間に失恋の曲でゴメンネ。」(笑)と前置きをしつつ「逢いたい」で切ない気持ちを丁寧に歌い上げてゆく。ソウルクラッシクスの名曲、スタイリスティックス「ユー・アー・エブリシング」を大胆にサンプリングした「大好きだから」を歌うころには、オーディエンスの心をガッチリとロックオンしていたのは流石。
続いてはJAY'EDのパフォーマンス。「プッチャヘンザップ!」のかけ声と共に颯爽と登場! 「ずっと一緒」「クライ・フォー・ユー」とのっけから観客は踊らずにいられない。海とプールを目の前に「MTVパーティーピーポー調子はどうですか!?」と煽れば「イェー!!」オーディエンスも反応良く、パフォーマンスは続く。独特な帯域の揺れを持つJAY'EDのセクシーな歌声。楽曲のスロージャム度の高さに思わず腰を軸に体をゆらさずにはいられなかった。
次はCOMA-CHIの登場。スクラッチ、大音量のキックアンドスネア、そのグルーヴに会場の空気はがらりと変わる。数多い国内フィメールラッパーの中でも高いスキルで話題の彼女。フリースタイルで裏打ちされた、即興感あるライムとフローが炸裂。「さわげー!!」「セイエー!!」コールアンドレスポンスで会場を巻き込むのも上手い!プールを目の前にタイトなトラック。ビーチリゾートにもしっくり馴染むのである。途中MCで「プールに入ってる人たち前でのパフォーマンスは初めて」(笑)とCOMA-CHI。今日のシチュエーションにぴったりな「ビューティフル・デイ」ラスト曲の「パーフェクト・エンジェル」と曲を重ねるごとに観客から大歓声。アクセル全開のステージングで終始会場を盛り上げた。
大きな歓声に暖かく迎えられたMay J.。歌唱力は言うまでもないのだが、それにプラスオンされた彼女の持つ独特の異国フレイヴァーが魅力。それはおそらく彼女の生まれ育ちから自然とかもしだされている強い個性なのであろう。曲間MCで「次の曲は一緒に歌ってね」と「ガーデン」をパフォーマンスすれば、観客とたちまち一体に。May J.が手を上げて左右に振れば、観客もそれに即応える。May J.から次の曲が今日の最後の曲「ギブ・マイ・ハート」だと告げられたとたん観客からは残念などよめきもあがった。多くの人達が最後まで彼女のステージングを満喫していた。
通好み、天才肌と賞したい、さかいゆう。日本人ばなれした歌声とヴァイヴス。エレピサウンドも心地よく、間もなく沈みゆく夕陽に最適な音のシャワーだ。「今日はこの場所でみなさんに会えて本当に幸せです」と謙虚なMCまでが心地よい。目の前は海、空はグラデーション、ここは天国ですか?サマーブリーズと立ち並ぶパームツリー「ハウ・ビューティフル」のリリックにもでてくる通り、本当に美しいこの場所で、その歌声と音色がやさしく心に響いた。
Lagoon Stage、最後のパフォーマンスはRickie-G。夕陽が西の空に沈む頃。日中の日差しでほてった体にはレゲエのリズムは最適。心と体を開放してくれる。バンドがひねりだすグルーヴ、ディレイの効いたリズム。歌声が海風に乗って居合わせた全員にしみこんでくるのだ。恋人同士なのだろう、肩を抱き合い踊るオーディエンスもほほえましかった。最後「ライフ・イズ・ワンダフル」を演奏し終えるころには、会場中から自然とおしみない拍手が巻き起こった。
主催:MTV Japan
企画制作:リビエラ東京、MTV Japan、avex live creative
運営:キョードー東京
特別協賛:ミニッツメイド リモ・ナーダ、アイスボックス®濃い果実氷
後援:FMヨコハマ・逗子市観光協会・逗子市商工会
お問い合わせ:キョードー東京 03-3498-9999 MTV INFORMATION 044-722-6660






















































































