元クラフトワークのカール・バルトス、ニュー・オーダーのピーター・フックと、ロックシーンに多大な影響をもたらしている伝説のミュージシャンたちをDJにしょうへい。人気スニーカーブランド「K-SWISS」が開催する話題騒然のスペシャル・プロジェクト「K-SOUNDS」。その第3弾が8月12日、千葉・幕張でおこなわれたサマーソニック「朝まで生ソニ!」でも開催され、超HOTなパーティとなった。
今回メインDJとしてステージに登場したのは、80年代に活躍、その後90年代のブリット・ロックの基礎を作ったと言われるギターポップ・バンド「ザ・スミス」のベーシスト、アンディ・ルーク。さらに、ネオ・ロカビリー・バンドの代名詞である「ストレイ・キャッツ」のドラマー、スリム・ジム・ファントムだ。
金髪の超セクシーな「HMV DANCERS」を従え、颯爽とステージに登場した彼らは、今回コンビで2時間のDJを披露。その名のとおり、バンドデビュー時と変わらず細身なスリム・ジム(20年以上、ジーンズのサイズが変わらないのだとか!!)。対照的に、マッシュルームカットにサングラスというスタイルで恰幅も十分なアンディーはオアシスなど地元マンチェスター勢のゴッドファーザーといったルックスである。ダンサーの魅惑的な腰つきと、フロアを埋め尽くしたオーディエンスたちの熱狂(あとかなりのお酒)で、二人ともすっかりゴキゲンな様子。そしてザ・スミスの曲を3曲(「Big Mouth Strikes Again」「There Is A Light」「 Headmaster Ritual」)交えてその度に「ニヤリ」としながら、続けてキンクス、ザ・フー、ザ・ラーズなどロック史に燦然と輝く名曲を連発。「どうだオレのバンドの曲! そしてこれが本物のロックなんだぜ!!」と言わんばかりの表情で次々とプレイした(ただしストレイ・キャッツの曲はかけなかった)。
旧知の仲なのか、二人とも終始和気あいあい。ローリング・ストーンズをプレイした時には、お互いに指をさしあいながらミック・ジャガーのモノマネをしたり、スリム・ジムがドラムのマネをすれば、アンディーはベースとエアドラム&エアベースも見られたりなど、全体にリラックスしてハッピーな雰囲気が流れていた。フロアにも若いキッズが集まり、伝説の2人が繰り出す熱いロック・チューンの数々にフロアもノックアウトされっぱなし! アークティック・モンキーズなど、有望な後輩たちの曲もかける気遣いも忘れないようにしつつも、本流としてはサマソニのオーディエンスに本物のロック魂を教えた、まさに「スクール・オブ・ロック」的DJだった。
©サマーソニック事務局/中河原理英text: Takahisa Matsunaga
K-SOUNDSでは、秋にも大物ミュージシャンが来日し、代官山AIRでDJプレイを披露する予定だとか。これからもますますK-SOUNDSから目が離せない!!