プログラム2ではモデレーター(司会)を担当したクリスチャン・ホフレによって、「PLAYING GLOCAL」という言葉が紹介された。「GLOCAL」というのは、「グローバルでありながら、ローカライズに長けている」ことを示す造語で、MTVのあり方を端的に表している。続いてその実証として、日本を含む6ヶ国のMTVで活躍するクリエイティブ・デザイナーたちが、それぞれの国の視聴者に向けて制作した映像作品を順に紹介した。ちなみに観客たちにもっともウケたのが、ラテンアメリカの作品。洗練されている反面、難解なところもある欧米の作品にくらべて、犬の交尾が大写しになるなど、かなりベタで思い切った作風なのだが……。その後、日本の作品が紹介されて合点がいった。日本も「排泄物で陶芸?」などかなりワイルドな作品もあり、こちらもウケていた。意外にも地球の反対側と気が合ってしまったのかもしれない。ステージ裏でも、双方のディレクター同志で早くも共同プロジェクトの話が出たという。