MTV BLOG

注目の女性DJ、ハヴァナ・ブラウンに直撃

2012-12-27
2012年最後のMTV NEWS BLOGに登場するのは、11月に初来日を果たしたオーストラリア出身のハヴァナ・ブラウン。ブリトニー・スピアーズやレディー・ガガ、リアーナらのツアーに同行した経験を持つ、注目の女性DJです。11月に開催された「URBAN GROOVE」出演のために来日した彼女は、とにかく太陽のように明るい人。会った人みんなを笑顔にしてくれそうな、とてもパワフルな女性でした。冬の寒さも吹っ飛ぶような、元気な彼女のインタビューをお楽しみください。



—日本へようこそ!

ハヴァナ・ブラウン(以下、ハヴァナ): ありがとう!とても楽しんでいるわ。初来日なんだけど、以前に1度だけ、オーストラリアからロンドンに行く途中に日本で乗り継ぎをしたことがあったの。一晩過ごしただけで、日本が大好きだとすぐに確信したわ。空港の外には行かなかったのだけれど、日本の人はとても親切で、礼儀正しくて、素晴らしいなって思ったの。

—今回が本当の意味での初来日なのですね。第1印象はいかがですか?

ハヴァナ: 第1印象は変わらないわ。日本が大好き!本当に大好きなの。日本の人は素晴らしいわ。本当に礼儀正しくて、エレガントで、女性はすごくキュートで愛らしいし、美しいと思うの!

—常に飛び回っているようですが、今回はどこからいらっしゃったのですか?

ハヴァナ: 自宅はロサンゼルスなんだけど、今回はマレーシアから来たの。来日の直前にマレーシアでショーをやったのよ。

—世界中のパーティーを盛り上げているんですね。

ハヴァナ: 常にツアーしているわ(笑)

—DJになったきっかけは?

ハヴァナ: とても長い話になるわよ(笑)私は昔からずっと音楽が大好きで、DJはロンドンに住んでいた6年前に始めたの。DJ業が波に乗って、ブリトニー・スピアーズやクリス・ブラウン、リアーナ、レディー・ガガ、プッシーキャット・ドールズといった、ビッグネームのツアーのサポートをするようになった。最近ではピットブルとかね。

—すごい面々ですね。

ハヴァナ: そうなの!私はとても恵まれていると思うわ。それがDJとしての私の経歴。そして1年半前には、オーストラリアでファースト・シングル「We Run the Night」をリリースして、それから世界リリースしたの。それがヒットしたから、今ではDJだけではなく、アーティストとしても活動するようになった。私がライヴをする時は、DJとパフォーマンスを同時にやるのよ。

—オーストラリア出身だそうですが、どのようにして音楽に目覚めたのですか?子どもの頃から音楽は好きでしたか?

ハヴァナ: ええ、間違いないわ。5歳くらいの時にテレビでジャネット・ジャクソンを観て、「ママ、私もああなりたい」って言ったの。それが全ての始まり。オーストラリアは白人が多い社会で、テレビに出ているのはほとんど白人だった。私は肌の色が少し濃いから、ママは「う〜ん、あなたがテレビに出れるようにがんばってみるけど…」って困っていたわ(笑)それで6歳の時に私をダンスと歌のクラスに入れてくれたの。私はすぐに夢中になったわ。それからずっと音楽を続けているのよ。

—ずいぶん幼い頃に始めたんですね。きっかけを与えてくれたお母さんは、今のあなたを見て喜んでいるのではないですか?

ハヴァナ: うん、とっても!いつも応援してくれるわ。両親は私が幼い頃から、いろんなことをして私の夢を支えてくれたの。

—最初にインスパイアされたのがジャネット・ジャクソンとのことですが、他にはどのようなアーティストの音楽を聴いていましたか?

ハヴァナ: ジャネット・ジャクソン以外には、アリーヤをよく聴いていたわ。幼い頃はR&Bをよく聴いていたの。でも高校生になる頃には、音楽の趣味が2年ごとに変わっていたわ(笑)グランジに超はまって、ベン・フォールズ・ファイヴやニルヴァーナを聴いていたこともあったし、2年ぐらいマリリン・マンソンにはまっていた時期もあるのよ!

—ゴスだった時期があるのですか!?

ハヴァナ: 短い間だけどね(笑)今でも彼らの音楽は好きだけど。それからテクノに移って、R&Bに戻って、そこからポップに行って…長年に渡って、趣味が変わっているの。でも、そのことがDJとしての私を特徴づけてくれたんだと思っているわ。おかげであらゆる音楽をプレイできるもの。私はみんなが踊れる限り、何でもプレイするっていうスタンスなの(笑)

—今までに挙がった中ではアメリカのミュージシャンが多いですね。

ハヴァナ: 確かに、最も人気の高いポップ・ミュージックはアメリカ発のものが多いよね。でもダンス・ミュージックは世界中に広がっているわ。オーストラリアのものもあれば、ヨーロッパのものもあるし。ヨーロッパには素晴らしいプロデューサーやDJがたくさんいるよね。私はオランダのプロデューサーの曲をよくプレイするのよ。

—DJを始めた頃はロンドンに滞在していたとのことですが、留学していたのですか?

ハヴァナ: 実はロンドンに行ったのは、音楽グループに所属して、大手レコード会社と契約したからなの。3人の男の子と私で、フージーズのようなフィーリングの音楽をやっていたわ。でも、ファースト・シングルが出る前に解散しちゃった(笑)あれはがっかりだったわ。アルバムを完成して、大手レコード会社と契約したあげく、それが全部パーになってしまって、「私はどうしてここにいるんだろう?」って思った。そして、「ここまでやったんだから、私がここにいることには何か理由があるはずだ」って思ったの。そして6年後の今、私にはその理由がようやく分かるような気がする。私はDJをやるためにロンドンに行ったんだと思うわ。それが私が歩むべき道だったんだと思う。

—グループ解散後もロンドンに残ったわけですね。

ハヴァナ: グループが解散した後、私はあまりに落ち込んでしまって、毎晩クラブ三昧だったの(笑)とにかく出かけて、音楽を楽しんで踊っていたかった。音楽の世界を感じていたかったの。それからDJを始めたんだ。だから、ロンドンに行って、一文無しになって、苦労して、努力して、孤独を感じて…そういった全てには理由があって、私にとって、それは今こうして夢のような人生を歩むためだったの。

—結果オーライですね!

ハヴァナ: ええ、その通りよ!今は本当に幸せ。

—日本ではまだまだ女性DJが多くはないのですが、女性DJとして苦労したことはありましたか?

ハヴァナ: 最初の頃、仕事を探しに行くと、みんな私を見て笑いはしなかったけど、「冗談だろ?」って感じだった。「マジで言ってんの?」って。誰も私を真剣に受け取ってくれなかったわ。彼らは私がふざけていると思って、女性だからって、きっと下手だろうと先入観で考えていたの。あなたが言ったように、女性DJは多くないからね。でもある夜、当時の私はCDをプレイしていたのだけど、自分が持っているCDを全部持って行って、「5分だけ回させて」って頼んだの。「ダメだと思ったらいつでも追い出していいし、その後は2度と口を聞かなくてもいいから」って。それで渋々了解してくれて、結局私は1時間くらいプレイしたのよ。それがきっかけで、初めてのレジデンシーの仕事をロンドンでゲットしたの。

その後、いくつかの仕事をゲットしたのだけど、オーストラリアに帰って、またゼロから全てを繰り返さないとならなかったわ!世間一般、特に女の子たちは、女性DJの登場を喜んでくれたの。自分たちが聴きたい音楽をプレイしてくれる私のことを、本当に喜んでくれた。でも、男性DJたちはそうは行かなかったわ。私の登場にビビったみたい(笑)男たちには私のようにはできないからね!それは冗談だけど、でも、女性DJの登場を最も受け入れたくなかったのは男性DJだと思うわ。

—ハヴァナ・ブラウンというDJネームの由来を教えてください。

ハヴァナ: DJを始めた頃に、DJネームが欲しいなって思ったの。本名はアンジェリークっていうんだけど、キュートでスウィート過ぎるかなって思って。フランス語で「天使のような」っていう意味なのよ。自分の名前は大好きだけど、パワフルさが足りないなって思った。もっと強くてセクシーで、女性的だけど強い名前がいいって思った。それで、いろんな種類の猫を調べてみたの。私は昔から猫が大好きなのよ。猫は強くて自立していて、自分が求めているものがはっきりしていて、それをどうやって手に入れるかも分かっている。かわいい声で泣いて「食べ物をちょうだい」って寄ってくるけど、もしあげなかったら「シャー!」って感じでしょ?私は自分のキャリアに、そんな猫のような個性を取り入れたいと考えたの。強くて自立した存在でいたいし、私には自分の求めているものが分かっている。そしてそれを手に入れる、私がしたいのはそれだけだった。

—そして猫のように、他人に指図されない、ということですね。

ハヴァナ: そういうこと!それで猫の種類を調べて、すぐに「ハヴァナ・ブラウン」が目に留まったの。珍しい種類の猫で、あまりいないのよ。女性DJも珍しいし、多くないわ。それにハヴァナ・ブラウンは私と同じように、茶色くて目が青いの。これに賭けてみようって決めて、自分のDJネームをハヴァナ・ブラウンに決めたのよ。

—実際にハヴァナ・ブラウンを見たことはありますか?

ハヴァナ: インターネットで写真を見たことはあるけど、実際にはまだ見たことがないの。すごく飼いたいんだけどね!でも、オーストラリアでさえ、私が知る限り1匹もいないのよ。アメリカにはブリーダーがいるみたいだけど、私は常にツアーしているから、ペットを飼うことができないのよね。犬や猫を飼いたくてしかたないんだけど、いつも留守だからかわいそうだなって思って。

—先ほどもおっしゃっていたように、ブリトニーやリアーナなどビッグネームとツアーしてきたそうですが、どのような経験でしたか?

ハヴァナ: とっても楽しかった!良い経験だったし、一緒にツアーさせていただいて光栄だった。今の私には理解できるのだけど、彼らはツアーをたくさんするから、バックステージが自分の家のようなものなのよね。彼らが自分たちの家に入れてくれて、ショーに参加させてくれるということは、本当に名誉なことよ。彼らとのツアーはいつでもすごく楽しいものだったわ。

—何か面白いエピソードはありますか?

ハヴァナ: アーティストに敬意を表して、ツアーでの出来事はツアーに留めておくべきよね(笑)だからあまり多くは語れないけど、良い経験をたくさんしたわ。初めて参加したのはプッシーキャット・ドールズのツアーで、彼女たちのマネージャーが私をブリトニー・スピアーズのツアーに推薦してくれたの。そのマネージャーのおかげで、ブリトニーのツアーに参加できたわけ。彼らがライヴをチェックしてくれて、自分のミックステープを送ったら、「OK、やってみよう!」って。それで朝の5時に私のマネージャーが電話してきて、「フランスに行くよ!ブリトニーとツアーするんだ!」って言うじゃない。「いま何て言った!?」って言ったら、「今日だよ!行かなきゃ!」って(笑)最初に考えたのは、「何を着たらいいんだろう?」ってことだった(笑)大興奮だったわ。その時、初めてレオタードとブーツを合わせようと思いついたの。

—それはセクシーですね(笑)

ハヴァナ: マネージャーには「レオタードの上に何か着た方がいいんじゃない?」って言われたわ。私は「多分そうよね、でも着ないから」って答えたの。私はこれを着るんだ!って決めていたからね。そしたらママから電話がかかってきて、パパがママを通して、パンツを履くようにって伝えてきたのよ(笑)「パンツは履かないわ。私は遥かフランスにいるのよ。パパには何もできないわ」って感じだった。しばらくの間、どこへ行くにもレオタードを着て、トレードマークみたいになっていたわ。

—「URBAN GROOVE」では何を着るんですか?

ハヴァナ: もうレオタードは終わったの。あれは何年も前のこと。でもすごく楽だったのよ。レオタードを着ると、何だか自由に感じるのよね。今はアリーヤに夢中だった日々に戻っている感じ。ちょっとヒップホップっぽく、バギーパンツを履いたり、バンダナをしたりしているわ。最近またアリーヤの音楽もよく聴いているのよね。

—日本のファッションについてはどう思いますか?

ハヴァナ: 大好き!昨日の夜は渋谷に行ったんだけど、ショッピングをして、歩き回った後、人間観察もかねて一杯飲みに行ったの。とにかくファッションが最高だったわ!女の子たちが本当に愛らしいし、みんな個性的なスタイルで。世界中のどことも違うユニークなものだと思う。日本のファッションは大好きよ!

—モールに行かないとね。

ハヴァナ: 間違いないわ!日本ではルールもないし、みんな好きな格好をしているように思うの。外から見ているからかもしれないけど、みんなが個性的なスタイルを自由に楽しんでいるように見えるわ。女の子たちを見ていてすごく楽しかった!ていうか、男の子もね!女の子のハンドバッグを持った男の子を見たんだけど、「ワォ!かっこいい!」って思ったわ。他の国だったら、ちょっとどうかなって思うかもしれないけど、日本ではかっこいい帽子や服に女物のハンドバッグを合わせた男の子を見て、「ワーォ!かっこいい!」って叫んじゃった。うちのマネージャーが「俺もやろうかな」っていうから、「ないない」って言ったんだけどね(笑)

—ピットブルをフィーチャーした「We Run the Night」は、ここ日本でも大人気です。DJをする時にピットブルの曲もプレイしていると思いますが、そういうアーティストと一緒に仕事をしてみていかがでしたか?

ハヴァナ: 信じられなかったわ。ピットブルの曲はDJを始めた初期の頃からプレイしていたの。当時はレゲトンの曲を出していて、彼を知らなくても曲を聴くとそのヴァイブで踊り出したくなるような曲ばかりだったわ。だから彼の曲はしょっちゅうかけていたの。当時、彼は今ほど有名ではなかったのだけれど、私はプレイしていたから知っていたわ。今ではあんなに成功して、そんな彼が「We Run the Night」に参加してくれて、一緒に楽曲を作って、ツアーをまわることができて…本当に信じられない!彼は素晴らしい人よ。一緒にいると最高のエナジーを感じられるの。

—ミュージックビデオも良かったです。

ハヴァナ: ありがとう!あのビデオのピットブルは、すごくハンサムだよね!ジャケットがとっても似合っていて、「私のビデオでそれを着てくれて、ありがとう」って言っちゃったわ(笑)

—日本では夏に配信限定EPをリリースされて、大ヒットしていますが、現在はアルバムを制作中だそうですね?

ハヴァナ: ええ。EPはアルバムの方向性を示す、良いプレゼンテーションになったんじゃないかな。楽しくて、セクシーで、ガーリーで、ポジティブで、とにかく世界に明るいエナジーを発しているの。自分の音楽を聴いて、みんなにはハッピーに感じてもらいたい。アルバムは私がクラブでプレイするような音楽になる予定よ。聴いた人が踊りたくなるような音楽を作りたいの。ハッピーになるようなね。それが今の私。ツアーをして、夢のような日々を送って、ものすごく幸せよ。

自分が聴きたいような音楽が、自分が作りたい音楽でもあるの。でも、ちょこちょこひねりも効かせているんだ。試してみたいような音楽もあるし、UKっぽいドラムンベースもちょっと取り入れているしね。Rehabやアフロジャックとも一緒に作っているし、それに忘れちゃいけないのは、レッドワンがその全てを見てくれているの!

—レッドワンのレーベルと契約しているんですよね。

ハヴァナ: レッドワンは本当に素晴らしいプロデューサーで、私にとって最大の出来事だったわ。最近のヒット曲の多くを手掛けている人だもの。ジェニファー・ロペスのように、長いキャリアを築いたアーティストを再び高めているしね。それに、レディー・ガガの伝説的なファースト・アルバムも手掛けたのよ。彼は私にとって、家族のような存在。本当に才能のある人だわ。

—最後に日本のファンにメッセージをお願いします。

ハヴァナ: EPを買ってくれて、私の音楽をサポートしてくれてありがとう。早くみんなに会いたいわ!日本中のクラブをまわりたいな!

Interview + Text: Nao Machida



ハヴァナ・ブラウン
オーストラリア出身、1985年2月14日生まれ、本名アンジェリーク・ムニエ。DJ、シンガー、ダンサー。2008年にIsland Records AustraliaとDJとして契約。『Crave』というミックス・コンピレーション・アルバムのシリーズをリリース。これがきっかけとなり、ブリトニー・スピアーズ、リアーナ、プッシーキャット・ドールズ、クリス・ブラウン、エンリケ・イグレシアスといった世界のスーパー・アーティストのツアーに参加し始める。レコーディング・アーティストとしては2011年に「ウィー・ラン・ザ・ナイト」でシングル・デビューをし、地元オーストラリアのARIAシングル・チャートで最高位5位を記録し、シングルのセールスもトリプル・プラチナムに認定。この曲はARIAミュージック・アワードで2部門にノミネートされる。この大成功を受け、この曲のプロデューサーでもあるレッドワンのレーベル"2101 Records"の下、全米ではUniversal Republicと契約が決まる。全米リリース時には、大人気ラッパー=ピットブルをフィーチャーした新バージョンが作られ、瞬く間にヒット、全米ビルボードのホット・ダンス・クラブ・ソングで1位に輝き、ビルボード・ホット100ではTOP30入りを果たす(最高位27位)。そして日本でも2012年5月23日に着うた、着うたフルを配信開始後、初週からレコチョク洋楽・うた週間ランキング(5月30日付)で1位を記録とスマッシュ・ヒットを記録している。

日本オフィシャルサイト>>


13:46

『ホビット 思いがけない冒険』 ピーター・ジャクソン監督&キャスト来日記者会見レポート

2012-12-14
『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』で、アカデミー賞史上最多となる11部門を獲得したピーター・ジャクソン監督が、「ロード・オブ・ザ・リング」で描かれた中つ国の60年前を舞台にした「ホビットの冒険」の映像化に挑んだ、世界中の映画ファンが待ち望む新作『ホビット 思いがけない冒険』。12月14日の公開を前に、監督とキャストのマーティン・フリーマン、アンディ・サーキス、リチャード・アーミティッジ、イライジャ・ウッドが来日した。ここでは、都内で行われた来日記者会見の模様をレポート。帰ってきた空前の世界観を舞台に繰り広げられる新たな冒険を映画館で目撃する前に、じっくりとお楽しみください。



—ご挨拶をお願いします。

ピーター・ジャクソン監督(以下、監督): 皆さん、こんにちは。ご来場どうもありがとう。(会見前の試写会では)1秒48フレームのHFR(ハイフレームレート)3D版でご覧いただけてうれしいです。皆さんからの素晴らしい歓迎に感謝します。今日はどんな質問でも答えるつもりだよ。

マーティン・フリーマン(ビルボ・バギンズ役、以下、マーティン): こんにちは。日本や東京は大好きなので、また来日できてうれしいです。皆さんが作品を気に入ってくれることを願っています。たくさんの愛情を注いだ今作を皆さんと共有できることをうれしく思っています。

アンディ・サーキス(ゴラム役/第2版監督、以下、アンディ): オハヨウゴザイマス!ゴラムだったら、こう言うだろうな…(ゴラムの声で)オハヨウゴザイマス!僕らは日本が大好きなので、また来日できてうれしいよ。『ロード・オブ・ザ・リング』三部作や『キングコング』の時も、日本ではとても楽しい時間を過ごしたんだ。この素晴らしい作品を皆さんと共有できて最高です。お招きいただいて、どうもありがとう。



リチャード・アーミティッジ(トーリン・オーケンシールド役、以下、リチャード): コンニチハ!僕は2000年に東京に来たことがあるのですが、2012年にこうやって素晴らしい人々と今作を携えて再来日できたことを、とても誇りに思います。今作は非常に忠誠心にあふれた作品で、自分にとっても大きな作品でしたが、日本の人にも大変気に入っていただけるのではないかと思います。アリガトウ。

イライジャ・ウッド(フロド役、以下、イライジャ): コンニチハ(笑)日本には『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズで来日した時の良い思い出があります。日本に来ることは、僕らにとって非常に特別なことなのです。日本や東京は大好きですし、今回は冒険の序章を日本の皆さんに観ていただけることに、とても興奮しています。

—J.R.R.トールキンの書いた原作を見事に映像化されていましたが、トールキンが作り上げた物語への想いをお聞かせください。

監督: 『ホビット』は『ロード・オブ・ザ・リング』の物語の60年前を舞台としているので、中には観客がすでに結果を知っている出来事も登場するんだ。最初に『ロード・オブ・ザ・リング』を撮影してから12年経って、『ホビット』でいろいろなことが説明されているということが興味深いと思う。

—監督がこの作品で1番目指していたことは?

監督: それがどんな作品であれ、僕は逃避のために映画を作るんだ。映画にはミステリーやロマンスを求めている。子どもの頃から映画が大好きで、さまざまな種類の作品があるけれど、僕が好きな映画、作りたい映画は、全く違う世界に連れて行ってくれるような作品や、キャラクターに感情移入できる作品なんだ。皆さんにも逃避できるような体験をしてほしくて、だからこそ、ファンタジー作品が最もふさわしいと思っている。トールキンの物語は最もふさわしい作品なんだ。僕らが知っているようでいて、実はとてもエキゾチックな世界観が広がっている作品だと思う。トロールのようなクリーチャーがたくさん出てきて、まさにおとぎ話のような世界観がとても好きなんだ。

—8年ぶりの壮大なプロジェクトに出演できる喜びをお聞かせください。

アンディ: 再びニュージーランドに戻って『ホビット』を撮影するのは、素晴らしい体験だった。当時の友人たちやクルーには子どもが増えていたよ(笑)それに新たなキャストはみんな驚異的に努力家で楽しい人たちで、本当に参加できて良かった。今作では再びゴラム役を演じる機会に恵まれただけでなく、ピーターが僕が興味を持っていた演出にも参加させてくれて、第2班の監督を任せてくれたんだ。1年半、新しいファミリー、新しい冒険を楽しんだと同時に、非常にチャレンジングで学びの多いときを過ごすことができた。みんなが150パーセント出し切って、本当に楽しい映画を作ることができたと思う。

イライジャ: アンディが今言ったように、本当に素晴らしい体験だったよ。今作での彼らの冒険は、『ロード・オブ・ザ・リング』で旅の仲間が経験したことの写し鏡のようなものなんだ。再び撮影現場に戻ると、愛情を持ったスタッフが集結して作っていて、その様子を再び見ることができただけでも、とても美しい体験だった。『ホビット』はさらにスケールが大きくなっているけれど、現場の雰囲気はいっそう親密なものだったんだ。関わっている人々の心がつながっているということが感じられたし、再びフロドとして作品に参加できたことは、僕にとって贈り物のような経験だったよ。もちろん、イアン・マッケラン演じるガンダルフや、イアン・ホルムに再会できたり、他の旧友や家族に再会できたこともうれしかった。さらに新しいキャストに会えたこと、彼らを通じてホビットの冒険を体験できるということを、とてもうれしく思っているんだ。

リチャード: 『ロード・オブ・ザ・リング』の大ファンだし、ピーター・ジャクソン監督の作るような作品は今後リメイクされる可能性はないだろうから、僕が演じたトーリンは唯一のトーリンになると思う。そういったことを考えて、責任の重さ、少し怖い気持ち、多くの期待を持って、ニュージーランドに行ったということは、僕の人生の中で最も思い出深い経験になるだろう。とても貴重な18ヶ月をみんなと一緒に過ごすことができたんだ。

マーティン: まさにみんなが言ったとおりだよ。とても親密な、ファミリーのような現場だったんだ。世界で1番大掛かりな映画の現場であるにもかかわらず、まるで学生が映画制作をしているかのような、和気あいあいとした雰囲気だった。もちろん、18ヶ月を費やした作品が皆さんに気に入ってもらえることを願っているけれど、演じるということの根本にあるのは、自分たちが演じることを愛していて、楽しんでいるからなんだ。自分自身、出演して良かったと感じられる作品ができたと思っているよ。



—マーティンとリチャードをキャスティングした理由は?

監督: キャスティングで大切なのは真実味と正直さ。マーティンはフリをするのではなく、真実味を感じさせるのがとても上手い。これは特にファンタジーにおいて大切なことなんだ。人間ではないホビットやドワーフを演じているので、観客が共感できなければ話にならない。マーティンはドラマティック・アクターで、本当に真剣な演技をする人なのだけれど、ビルボ役に不可欠なハートとユーモアも持ち合わせているんだ。ビルボはヒーローになりたくないのにこんな状況に置かれ、ドワーフとつきあいたくないのに一緒に過ごさなければならないからね。マーティンはそういった状況から生まれるコメディを出すのがとても上手いし、ドラマティック・アクターでユーモアも出せるというのは、とても稀に見る才能なんだ。監督としてすごくありがたいのは、6、7回のテイクを撮ると、彼は毎回違うことをしてくれて、毎回新鮮で、その全てが素晴らしい。どれをとっても良いので、編集室では悩まされたよ。

今作でビルボがハートの部分を担っているとすれば、トーリンはソウルの部分を担っている。トーリン役のオーディションでは多くの役者に会ったが、リチャードは王としての高貴な姿や、大変な戦いに自分は挑めるのだろうかという葛藤が表せる人だと思った。そして、とても静かな姿勢で観る者を引きつける才能に長けている。画面に出ていると、なぜか彼を見たくなる、そういう要素を持った人だと思う。

—『ロード・オブ・ザ・リング』3部作を作り終えた後で、『ホビット』を作ろうと決めたきっかけを教えてください。

監督: 正直言って、他の人に作ってほしくなかったことが理由だよ。『ロード・オブ・ザ・リング』を撮り終えて、再び中つ国に行くチャンス、ニュージーランドを舞台にするチャンスは、やはり『ホビット』だと思った。ただ、2つのスタジオが権利を持っていたので、なかなか制作できないという状況があった。でも彼らが作る気になったら、我々はそれに関わりたいと思っていたし、今作は本当に楽しい経験だったんだ。今までの映画作りの中で1番楽しかったと思う。



—ビルボとトーリンの友情が少しずつ深まっていく様子が見どころだと思ったのですが、マーティンさんとリチャードさんは共演してみていかがでしたか?

マーティン: リチャードは一緒に仕事をしていて、とてもやりやすい人。すごく静かな人でありながら、とても強い決断力を持っている。自分を含め、他の人の仕事の進め方にも敬意を表してくれて、芯の強い人でありながら、とても謙虚なんだ。毎日シーンを撮影していると、彼の方から何かをもたらしてくれるような人だよ。数人でジムに行った時、トレーナーにしごかれて僕は失神寸前だったのに、彼は冷静だった。恐らく大変だったとは思うのだけれど、それをあまり見せずに静かにトレーニングに耐えていた。どちらかというとストイックな人だと思う。毎日大変なこともあれば、ホームシックになることもあったけれど、その積み重ねがこの18ヶ月だったんだ。リチャードはほとんど最初からそういった姿勢だったし、それはトーリン役ととても合っていたと思う。人間としても素晴らしくて、一緒に居て楽しい人だったよ。

リチャード: 自分は酒を飲むと翌日の撮影に影響が出ると分かっていたので、撮影中はあまり人付き合いの良い人間ではなくて、申し訳ない気持ちもあったよ。マーティンは素晴らしい役者。そしてすごく面白い人なんだ。僕の撮影の初日に、マーティンは既に2週間ほど撮影していたんだけど、まるでジャズのミュージシャンのように、自分の役を通じてさまざまなことを試している姿を見た。それは本当に見事で、僕はそんな彼を称賛する気持ちを抱いて撮影に入ったんだ。

—1秒48コマのHFRで撮影した理由は?

監督: 1927年、それまでの無声映画にサウンドがついた。無声映画時代は手回しだったので、フレームのスピードは回す人によって異なっていたんだ。サウンドが入ることによって、一定のスピードにしないと音が安定しないという状況が生まれた。ただ、35ミリフィルムは非常に高価だったので、音を安定させるために45フレームに決まって、それがスタンダードになってしまったんだ。何千台ものプロジェクターやカメラが作られてしまったからね。近年デジタルシネマということになって、映写機やカメラも変わり、フレームレートを変えることができた。変えることで、映像にリアリティが増して、本物の世界により近づくことができるんだ。3Dとハイフレームは非常に良いコンビネーションで、魔法の世界観をそのまま見せられる。

もう1つの理由は、最近はなかなか映画館に足を運んでもらえないということ。iPhoneやiPadでも映画は観られるからね。だから、『ホビット』のような大作に新しいテクノロジーを取り入れることで、人々を映画館に呼び戻せれば、という気持ちもあって作ったんだ。



『ホビット 思いがけない冒険』
ホビット族のビルボ・バギンズは魔法使いのガンダルフに誘われ、13人のドワーフたちと共に、恐るべきドラゴン“スマウグ”に奪われたドワーフの王国を取り戻すという危険な冒険に加わる。彼らは凶暴はアクマイヌ、そして謎の魔術師たちがうごめく危険な荒野や、ゴブリンが潜むトンネルを抜けて行かなければならない。ビルボはそこで、彼の人生を変えてしまう生き物ゴラムと出会い、彼には知る由もない中つ国の運命を握る<指輪>を手に入れる…。

監督:ピーター・ジャクソン
出演:イアン・マッケラン、マーティン・フリーマン、リチャード・アーミティッジ、ケイト・ブランシェット、イライジャ・ウッド、アンディ・サーキス、ほか
12月14日(金)3D/2D同時公開
© 2012 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND METRO-GOLDWYN-MAYER PICTURES INC.

オフィシャルサイト>>

Text: Nao Machida

15:34

『フランケンウィニー』 ティム・バートン監督 来日記者会見レポート

2012-12-13
『シザーハンズ』や『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』、『アリス・イン・ワンダーランド』など、ユニークな世界観とイマジネーション豊かなビジュアルで世界中の映画ファンを魅了するティム・バートン監督の最新作『フランケンウィニー』が、いよいよ12月15日に全国で公開される。監督自身の少年時代の思い出をもとにしたという今作は、科学の好きな主人公の少年ヴィクターが、大好きな愛犬を“禁断の実験”で生き返らせることにより小さな町に巻き起こる大騒動を描いた、ディズニー史上初の白黒3Dアニメーションだ。

ここでは、先日来日を果たしたティム・バートン監督とプロデューサーのアリソン・アバッテの来日記者会見の模様をレポート。作品の見どころやストップモーション・アニメーションの魅力など、一問一答をノーカットでお届けします。


会見には日本語版で声優を務めた箕輪はるか(ハリセンボン)と、オリエンタルラジオの2人が、スペシャルゲストとして登場。

—まずはご挨拶をお願いします。

ティム・バートン監督(以下、ティム): また日本に呼んでくれてありがとう。東京は大好きな街なんだ。再び来られて、とてもワクワクしているよ。映画を楽しんでもらえるとうれしいな。

アリソン・アバッテ プロデューサー(以下、アリソン): 今回が初来日なので、今作を携えて日本に来られてとても興奮しています。皆さんの作品への反応が早く聞きたいです。1週間滞在するので、いろいろ観てまわりたいです!

—今日のセットは、『フランケンウィニー』にちなんで“奇妙な学校”をイメージしています。

ティム: 僕にとって学校は居心地の悪い場所だったんだよね。だから、変な気分だよ。とても悪い生徒だったからさ(笑)



—『フランケンウィニー』はご自身の原点とも言える作品とお聞きしていますが、製作・監督をするきっかけを教えてください。

ティム: 子どもの頃に飼っていた愛犬との特別な関係がもとになっているんだ。ペットを飼っていると、純粋で無償の愛情を抱くもの。それは僕の人生における、初めての愛の経験だった。とても特別な経験だから、今でも心に残っているんだ。

—作品に関わったきっかけは?監督とはどのように仕事を進めていきましたか?

アリソン: 『コープス・ブライド』の製作をしていた時、その終盤に『フランケンウィニー』について初めて話を聞きました。エグゼクティブ・プロデューサーのドン・ハーンが、次のストップモーションアニメーションの企画について話していて、今作はティムが最も手掛けたいと思っていた作品だったんです。この物語を伝える上で、ちょうど良いタイミングだと感じたし、ストップモーションの技術も進歩していて、パペットたちから最大限の効果を引き出せると思ったので、ぜひ今作を作ろうということで始めました。

仕事の進め方に関しては、もちろんアニメーション独特の方法があるのですが、パペットや小道具、パペットたちが暮らす世界を生み出すことが大切でした。ティムの思い出に基づいてパペットをデザインすることができたことは、クルーにとって、とてもエキサイティングな過程だったんです。ティムに「町はどんな感じだった?」と確認しながら、彼の育った町に基づいてデザインしました。バーバンク(米カリフォルニア州のティムの故郷)をイングランドに移動して、とても小さなサイズで再現したんです。私たちみんなにとって、とても楽しい旅となりました!



—ストップモーションアニメーションをあえて選んだ理由は?

ティム: 1秒の映像のために、キャラクターを24回動かさなければならないんだ。だから、今作の本当のヒーローはアニメーターたちだよ。このような作品を作る上では忍耐が必要だからね。時には複数のキャラクターが登場するシーンもあるし、僕にとって、今作で最もすごいスタッフはアニメーターたちなんだ。

—一見ホラーと思えるような内容でしたが、死んだ犬を「生き返らせる」ということについて、監督はどのようにお考えですか?

ティム: これはファンタジー映画だからね。現実に死んだ愛犬を生き返らせるか、と聞かれたら、たぶん答えはノーだろう(笑)僕にとっては、文字通り「生き返らせる」というのではなく、もっと感情的な絆を意味しているんだ。自分にとって、本当に愛するもの、とても大切なものに対する感情やスピリットを「生き返らせる」ということの方が大切なんだ。


“禁断の実験”でよみがえる、“フラン犬”ことスパーキー。

—監督の映画には個性的な子どもがたくさん出てきますが、監督自身は子どもの頃、どんな少年でしたか?どんなことに夢中でしたか?

ティム: 子どもの頃は特にモンスター映画が大好きだった。今作は愛犬への愛とモンスター映画への愛が詰まっている、僕にとってとても大切な作品だよ。

—映画監督や映画に関する仕事に就きたいと思っている日本の子どもたちにメッセージをお願いします。

ティム: 僕はストップモーション・アニメーションを製作するのが大好きだけど、最近は技術がとても進歩しているから、誰にでも作ることができると思う。僕が始めた頃はスーパー8が主流だったけど、今はプログラムでもアニメーションを作ることができるからね。何かを作りたい人にとって、映画は美しい芸術形態だよ。そして、とても特別な芸術形態だ。忍耐は必須だけど、とてもやりがいがあるんだ。



—これまでも『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』や『ティム・バートンのコープスブライド』でバートン監督と一緒にお仕事をされていますが、アリソンさんから見たティム・バートン監督作品の魅力を教えてください。

アリソン: ティムは独特な方法でキャラクターのハートやソウルに触れることができる監督だと思うの。とてもユニークな表現方法だから、キャラクターが少し奇妙に見えることもあるかもしれないけれど、本質的には真に愛らしく、優しい、こわれやすい、誰もが共感できるキャラクターたちなんです。『ナイトメアー〜』や『コープスブライド』では、キャラクターは自分自身を見つめて、自分の存在意義を求めていました。今作は主人公が自己発見を始める段階にある子どもということもあり、そういった要素を全て含んだ作品です。みんなになじめなかったり、ひとりぼっちだったりする子どもたちが登場人物で、ティムはそれぞれのキャラクターの精神を見つけ出しました。



—ストップモーション・アニメーションは日本ではなかなか制作されず、携わっている人も多くないのですが、アリソンさんがストップモーション・アニメーションを作り続ける理由は?

アリソン: ストップモーション・アニメーションは、アーティストの特徴が見えやすい、素晴らしい芸術形態だと思います。特にティムのような映像作家の場合、彼の純粋なビジョンをフィルムに収めることができるんです。アーティスティックな映像作家はこのような形態を求めているので、今後は作品が増えると思っています。それがストップモーション・アニメーションの美しさで、全てのフレームにアーティストのビジョンが見えるところが強みだと思っています。

—長い時間を費やして作る映画の制作過程において、監督として最も楽しいこと、最も辛いことは何ですか?

ティム: 楽しいことは、コンピューターとは違って、現場に足を運ぶと、まるで実写映画のようにキャラクターたちが存在するのを見ることができること。アリソンも言ったように、本当に多くのアーティストたちが関わっている作品で、彼らが手掛けた仕事を実際に目にすると、とてもエキサイティングなんだ。一コマずつ撮影したものに命が吹き込まれると、まるで魔法のようだよ。全てのハードワークが報われる喜びの瞬間だ。今回は実際に撮影に使用したパペットやセットを日本に持ってきて、展覧会(「フランケンウィニー アート展」)を開いているから、もし機会があれば、ぜひ足を運んでほしい。とても美しい展示で、僕らの話をより良く理解してもらえると思うよ。


「フランケンウィニー アート展」初日には、徹夜で並んだファンを自らお出迎え。

—たくさんのキモかわいいキャラクターが登場しましたが、キャラクターにはモデルがいるのでしょうか?

ティム: 今作に登場する全てのキャラクターは、実在の人物をモデルにしているんだ。子どもの頃、学校には変な女の子が何人かいたんだよね(笑)友だちや先生など、自分の知っている人に基づいたキャラクター作りはとても楽しかった。それだけでなく、教室だとか、全てを自分の記憶に基づいて作ったんだよ。



—アリソンさんの好きなキャラクターは?

アリソン: 私のお気に入りはエドガー(写真右)。デザインと声がマッチした、完璧な例だと思います。10歳の声優の少年に、往年の俳優ピーター・ローレの真似をしてもらって作り上げたキャラクターなんです。とても楽しかったわ!


Text: Nao Machida



『フランケンウィニー』
小さな街に暮らす、科学が大好きな少年ヴィクター。大好きな愛犬スパーキーの死を受け入れられないヴィクターは、授業で習った「禁断の実験」を応用して、スパーキーを生き返らせることに。つぎはぎだらけの“フラン犬”としてよみがえったスパーキーは、自分が“死んでいること”に気づかぬまま家の外へと出てしまい、その“ありえない姿”をヴィクターのクラスメイトに目撃されてしまう。ヴィクターのアイデアを知った子供たちは次々にペットや動物をよみがえらせ、やがて街は大混乱に…。

監督:ティム・バートン
声の出演:キャサリン・オハラ、マーティン・ショート、マーティン・ランドー、チャーリー・ターハン、アッティカス・シェイファー、ウィノナ・ライダー、ほか
12月15日(土)3D/2D同時公開
©2012 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.

オフィシャルサイト>>

「フランケンウィニー アート展」
開催期間: 2012年12月4日(火)- 23日(日)10:00 – 22:00 入場無料
会場: ビックロ ユニクロ 新宿東口店


<関連ニュース>
2012/12/05: ティム・バートン監督 「フランケンウィニー アート展」でファンをお出迎え
2012/12/04: 『フランケンウィニー』 ティム・バートン監督が来日記者会見
2012/11/29: 木村カエラ、『フランケンウィニー』インスパイア・ソングのMV公開
2012/11/14: 「フランケンウィニー アート展」 ティム・バートン監督の制作過程を公開
2012/11/04: 木村カエラ、『フランケンウィニー』インスパイア・ソングを完成
2012/09/26: ティム・バートン&ウィノナ・ライダーが『フランケンウィニー』を語る
 

17:56

BLOG SEARCH

PROFILE

  • ブログの説明
    MTV NEWSのニュースプレゼンター&スタッフが、現場から最新ニュースや取材の裏話をレポート!
  • ライタープロフィール
    最新の音楽や映画情報を毎日お届けするMTV NEWSの制作スタッフです。

ENTRIES

CATEGORIES

ARCHIVES

FEEDS