MTV BLOG

GAN-BAN NIGHT '08に行ってきました

2008-11-10


GAN-BAN NIGHT '08 (TOKYO)
2008.10.18 @幕張メッセ

行ってきましたGAN-BAN NIGHT。GAN-BAN NIGHT史上最大規模となった今回、金曜は大阪、土曜は東京と、連日開催されました。

会場入りした途端に聴こえてきたのはDEXPISTOLSがかけるDJ Mujava「Township Funk」。今年を代表するキラーチューン、さすがはDEXPISTOLSな選曲でオープニングからフロアを盛り上げていました。
同時刻にセカンドステージで演奏していたジャパニーズエレクトロの旗手80Kidzは、DJセットが多い今回のイベントには珍しいバンド形式。

DEXPISTOLSからバトンを受け、ゲットー感溢れるベースサウンドをメッセに響かせたBUSY Pは個人的にベストアクト。Tigaの「Mind Dimension」のボーカルブレイクが印象に残っている人も多いはず。Justiceもそうだったのですが、一般的な派手派手なエレクトロのイメージよりも硬派な選曲でした。



この日いちばん人気のJusticeは硬派なテクノセット。後半に自身の楽曲や大ネタも飛び出しましたが、地味目な選曲だったというのが逆に好印象。
前回来日時のDJではエレクトロアンセム連発で「海外でやってるときと選曲違うよなー」という、分かりやすさ重視の選曲だったことを考えると、何か意味深いものがあるような気もします。
昨今のEd Bangerのリリース内容通り、オリジネイターであるEd Recはエレクトロバブルがはじけた後を見越している感じで今後ますます要注目の存在になっていきそうです。

【Artists】
BASEMENT JAXX(DJ SET)・VITALIC(LIVE)
JUSTICE(DJ SET-TOKYO ONLY)・TAKKYU ISHINO(DJ SET)
SURKIN(DJ SET)・BOYS NOIZE(DJ SET-TOKYO ONLY)
SEBASTIAN(DJ SET)・BUSY P(DJ SET-TOKYO ONLY)
CROOKERS(DJ SET)・THE JAPANESE POPSTARS(LIVE)
SO-ME(DJ SET-TOKYO ONLY)・DEXPISTOLS(DJ SET)TAKAYUKI SERINO(DJ SET)・80KIDZ(LIVE


Basement Jaxx


Busy P


Takkyu Ishino

17:45

BRAHMANの新作DVD『THE THIRD ANTINOMY』を観てきました

2008-11-05
 

つい先日、六本木ミッドタウンにあるGAGA試写室に行ってきました。

試写室なので、その目的はもちろん試写。
作品は上記画像のとおり、結成14年目を迎えた孤高のロックバンド、ブラフマン!

といっても劇場映画ではなく、11月12日にリリースされる2枚組DVD『THE THIRD ANTINOMY』。
ロングツアー「AUTONOMY」に密着したドキュメンタリーDisc1を中心に、ツアーファイナルをノーカット収録したDisc2の映像を盛り込んだスペシャルエディションの上映でした。

寡黙な姿勢でいまだ深い謎に包まれている彼らの世界に迫るドキュメンタリーは、ブラフマンを知らなくても楽しめるであろう充実の仕上がり。上映時間2時間よりも30分は短く感じられました。

ツアー先の街を早朝ランニングしたり、
古武術の稽古したり、
健康のためにホテルに炊飯器を持ち込んだり、
メンバーの舞台裏がしっかりと記録されています。

ストイックな姿勢の実践と、その裏にあるバンド哲学を語る姿には、
かのヒップホップグループTHA BLUE HERBを連想させられる瞬間も多々。

そんなドキュメンタリーと、ツアーファイナルのノーカットライブDVDのカップリング。
ファンにとってはまさしくマストアイテム。
ファン以外にも、全バンドキッズに是非とも観てもらいたい作品です。


BRAHMAN NEW DVD
『THE THIRD ANTINOMY』
2008.11.12 OUT!!
TOY'S FACTORY
TFBQ-18090

19:56

MTV LIVEにも出演決定!! Kaiser Chiefsの新作『Off With Their Head』を聴いた

2008-10-27

「俺はしばらくの間、ロックはもう終わったんじゃないかと心配していたんだ。でも突然カイザー・チーフスが現れた。彼らがロックを説滅から守ったんだ」
と、かのジョン・ボン・ジョヴィが絶賛しているUKバンド、カイザー・チーフス。

カイザー・チーフスのリスナー層からすれば、ボン・ジョヴィが絶賛というのは逆にネガティヴ・キャンペーンな気がしてしまいますが、そんなすっとぼけたところも彼らの魅力。
(2005年リリースの1stアルバム『エンプロイメント』収録の「Na Na Na Na Naa」を聴けば言わんとしてることは分かると思います)

「ブラーの後継」「実は苦労人」「リッキーのジャンプが云々」「早くもUK国民的バンド」と1stの時点で枕詞がそろい踏みしたカイザースですが、リリー・アレンのプロデュースで頭角を現しエイミー・ワインハウスのグラミーで評価を決定付けた今最も売れっ子なプロデューサー、マーク・ロンソンを迎えた本作『Off With Their Head』(3rd)でもこれといった路線の変更は無し。
どの辺がどうマーク・ロンソンか想像しながら聴くのも面白そうな、安心のカイザー節がそろっています。


しかし、シングル「Never Miss a Beat」のコーラス(a.k.a.サビ)のBeat! Beat! Beat! Beat!という部分は言わずもがな、1曲目「Spanish Metal」という自分がスペイン人だったら苦笑するか怒るかどっちかであろう曲タイトルからしていきなり笑えるのはさすが。
古来50年代からロックンロール、、というかポップミュージックにはお笑いの要素は欠かせないですからね。ビートルズやフーはもちろん、ニルヴァーナだって最高なギャグを連発していたし、ヒップホップだってもちろんそう。

編集部K個人としては、後半のエレクトロを意識してそうな展開が楽しい「You Want History」がベストトラックですが、みなさんいかがでしょう。

そしてそして、カイザー・チーフスがMTV LIVEに出演決定!!
ひき逃げ暴走車すらかわしたという、うわさのリッキー・ジャンプも観られるはず。


NEW ALBUM
『Off With Their Heads』
OUT NOW!!
HOSTESS ENTERTAINMENT
HSE60012

15:55

Shing02、感覚の鋭さで圧倒!

2008-10-24

photo:Gakuto Ochi

   制作に6年を費やしたとされるニューアルバム『歪曲』を6月にリリースし、ツアー「歪曲巡礼」を経て、そのボーダレスな活躍ぶりに拍車をかけるShing02がリキッドルームに登場。この日は、Shing02 (mc)、DJ Top Bill (dj)、山口元輝 (drums)、Ajo (和太鼓)、Emi Meyer (vocal, keys)、CHIYORI (sub vocal)、さらに薩摩琵琶弾き語りで西原鶴真が加わるというユニークな編成。“歪曲バンド”と称されているだけあって、アルバム『歪曲』の多種多様なサウンドエレメンツを見事に再現し、ひとつにまとめあげていた。

 極彩色な音像の中を奔放にかけめぐるShing02のラップは、キレ味するどく切り込む刀のよう。特に和太鼓、薩摩琵琶といった日本古来の楽器のもつ“間”と“存在感”がバンド演奏の中でも際立っていたが、彼の声、言葉の凛としたたたずまいがこれらの和楽器と見事に融和し、単なるエキゾチックさを狙ったかのような“ジャパネスク”で終わらせない説得力をもたせていた。衣装にしても、この日はShing02をはじめ、バンドの何人かが一見するとピエロのような赤い縦じまの太いパンツをはいていたが、その太く赤いラインが祭儀上でお馴染みの“赤白幕”と錯覚するような、あるいは“道化師”ならぬ“狂言師”のような...そんな不思議な感覚。彼が今目指している世界観が音と視覚の両面から迫ってくる。

 そして、はじめて目に(耳に)するからか、独特な楽器郡の体験も新鮮そのもの。西原鶴真が奏でる薩摩琵琶の音の太さと低音の響きに驚き、Shing02自身がDJ機器メーカーと開発したという“フェーダーボード”(DJのフェーダーを鍵盤や弦に見立てて音色を操作する新楽器)の漂うようなサウンドとプレイヤーとしての感性の鋭さに魅了された。

 Shing02、やっぱり只者じゃない。ラッパーとしての際立った個性に加え、サウンドコンポーザーとしての“目利き(耳利き)”ぶりに終止圧倒され続けたステージだった。

〔10/17(金)THE HEAVYMANNERS RELEASE PARTY @ 恵比寿LIQUIDROOM
出演:THE HEAVYMANNERS / Shing02〕


18:21

強靭な演奏と確かな匂い、The Heavymannersのライブを目撃!!

2008-10-22


元Dry&Heavyにして、現在はRebel Familiaで活躍する秋本"HEAVY"武士が結成した新バンドThe Heavymanners。

その名は知っていたものの、音源を聴いたことは無かった筆者。
ひょんなきっかけで先日リキッドルームで行われたイベント「LIQUIDROOM presents THE HEAVYMANNERS/Shing02 -『THE HEAVYMANNERS 』RELEASE PARTY-」で彼らのライブを目撃することができました。

ステージ上にはベース、ドラム、ギター、シンセ&サンプラーの4名がどっしりと構え、そこにところどころフィーチャリングのDEEJAYやラッパーが切り込んでくるという編成。
音に関して大雑把に言えば、ダブを機軸としてひたすら最新型の音を追求するREBEL FAMILIAとは違い、直球勝負のオーセンティックなレゲエ/ダブのバンドという印象。
MC無しというストイックな姿勢で、ミドルテンポからアップテンポのナンバーまで次々と強靭な演奏に裏打ちされたダブサウンドを披露。次第に体は汗ばみ、気づけば周りのファンからは口々にヤバイという声が上がっていた。

イメージ以上の音圧でつま先からみぞおち辺りを這い回るベースラインに、脳天を突き抜けるスネアとハイハット、切れ味鋭いギターカッティングとメロディックなフックをつくるキーボード&サンプラー。
「誰もが頭では思い描くけれども、なかなか出会えないド直球のダブバンド」。
The Heavymannersの演奏は、真っ先にそんな言葉が浮かぶ音だった。

Primal Screamの『Vanishing Point』でダブを知り、King TubbyやMad Professor、その他ブリストル勢をかじった程度の典型的ロックリスナーである筆者がそんなことを言うのも説得力に欠けるかもしれないが、変に楽天的にならない本物独特の暗さ(Bob Marleyの『Catch A Fire』みたいな)とシャボン玉が舞う野外フェスではなく薄暗いライブハウスが似合う「匂い」も併せ持ったレゲエサウンドはとても貴重な存在ではないかと感じさせられた。
インタビューの数々も、ジャマイカ遠征の話なんかはドキュメントDVDを作ってほしいくらいに面白い)

1時間に及ぶ骨太な迫力の演奏の果て、アンコールではShing02もジョインし、Shing02作「400」などのラップナンバーも披露。外の涼しさ露知らずな熱気でリキッドルームを満たしたままライブを締めくくった。

「もし、夜な夜な近所のライブハウスでこんなバンドがやばい演奏をしていたら…」なんて想像はロマンチックすぎるだろうか?
筆者同様この分野に明るくないリスナーには、レゲエとかダブとか変に予習せず、単純に「音にぶっ飛ばされたい」という欲求だけを持って是非とも体験してほしい。
The Heavymannersにはそれだけの魅力がある。

〔10/17(金)THE HEAVYMANNERS RELEASE PARTY @ 恵比寿LIQUIDROOM
出演:THE HEAVYMANNERS / Shing02〕

18:08

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