Entry : << MTV Catch Upでバンタンデザイン研究所在校生がVJ浦浜アリサをスタイリング! | main | ジェイ・Z&カニエ・ウェスト「Ni**as In Paris」ミュージックビデオ公開! >>
Arctic Monkeysの新作『HUMBUG』をひと足早く聴きました!
2009-07-08

史上最年少でのサマーソニックのヘッドライナー抜擢など、ここ日本での人気も高いUKバンド、Arctic Monkeys(アークティック・モンキーズ)。
数々の記録とともに鮮烈なデビューを飾った1st『Whatever People Say I Am, That's What I'm Not』、メンバーチェンジを経てそれまで誰も聴いたことの無いサウンドを作り上げた『Favourite Worst Nightmare』という2枚のクラシックをリリースしてきた彼らが、この夏、待望の3rdアルバムをリリースします。
プロデュースを務めるのはQueens Of The Stone Ageの中心人物ジョシュ・オム、そして前作に引き続いての起用となるSimian Mobile Discoのジェイムス・フォード。そしてレコーディングはイギリスを離れてモハーベ砂漠、LA、ブルックリンと、アメリカにて敢行されました。

…と、果たしてそれらの試みがどのようなサウンドを作り上げているのか、アルバム先行試聴会にてチェックしてきました!! 当日のメモをもとに各楽曲の印象をざっと並べてみます。
1.「My Propeller」
BPM遅め、夜の砂漠のような暗く冷えた曲調。
深いリバーブがかけられたボーカルと左チャンネルのギターが楽曲をリードしている。
2.「Crying Lightning」
本国ではすでにダウンロード・リリースされている先行シングル。
歪んだベース、ささやくボーカルが印象的。1曲目に引き続き不穏な空気感。
QOTSA風の音色が炸裂するギターソロがかっこいい。
その後のマーチングバンド風スネアロールが不気味。
3.「Dangerous Animals」
ギターとベースがユニゾンで奏でるリフが全体を引っ張る、ハネ気味のハードな曲。
時折挿入されるテンポ感の狂うドラムフィルが斬新。
楽曲終盤でリフとサビが出会うアレンジが盛り上がる。
4.「Secret Door」
泣きの単音ギター、アコースティックギターのバッキング。そしてローファイ加工されたボーカルでイントロ。
その後ドラムとともに本編スタート。どこかしら歌謡曲風の哀愁あるギターフレーズが耳に引っかかる。
アレックスお得意の早口ボーカルも聴ける、メロディックな楽曲。
ダークな楽曲が続く中でのある種の清涼剤。
5.「Potion Approaching」
BLEACH期のニルヴァーナを思わせるリフが不気味にキャッチー。
歪んだアレックスのボーカルとディープなコーラスハーモニーの組み合わせも新しい。
6.「Fire And The Thud」
今作の中では比較的古くから知られている楽曲。
シェーカーと爪弾かれるギターと多重コーラス。アーシーな楽曲。
7.「Cornerstone」
ガールズポップを思わせる甘いメロディー+トレモロギター。
8.「Dance Little Liar」
スプリングリバーブ、タム連打。
気だるいボーカル。Outroかっこいい。エフェクティブなギター。
9.「Pretty Visitors」
全曲中で最もアッパー。オルガンが炸裂。
ブラックサバス風展開が飛び出したかと思えば、途中でスラッシュメタルっぽくなったりと、めまぐるしい展開が面白い。
10.「The Jeweller's Hands」
ヒップホップ風ドラム、ピアノ、鉄琴。
途中、単なるメモ状態になってしまっていますが、
決して「普通」の音楽ではないですし、一度だけのリスニングで得られる情報はこれくらいのものかと…。
大雑把にまとめると、
『Humbug』は1stではなく2ndの延長上の作品で、音色は太く、BPMは遅く、ダンス要素は抑え目に、という感じ。
前作よりも起伏を抑えていて、全体的に淡々と進む印象ですが、1曲に1度は驚きある点はさすがです。
しかしまあ、やっぱり腰を据えて(もしくは掃除でもしながら)何度も繰り返し聴いてみたい!!
メンバー写真のジャケットもなんだか所有欲をそそられますし、早く手元に欲しい一枚です。
(MTV Blogger : KT)

NEW ALBUM
『Humbug』
08.19 OUT!!
Domino / Hostess
HSE-10090
アークティック・モンキーズ公式サイト