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【ライブ動画追加】GLASVEGASのどこまでも実直なライブに男子も惚れた!
2009-02-23

Glasvegas
2009.1.20 @ Liquidroom
(Photo: Mitch Ikeda)
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フィードバックノイズのSEが鳴り響く逆光のステージに登場した4人。
かなりキマっている立ち姿だが、中でもジョー・ストラマーを少し太らせたような革ジャンに床屋リーゼントのジェームズ、そしてジザメリ時代のボビー・ギレスピーを想起させるスタンディングドラム(数年前のザ・ラーズ再来日時のドラマーもそうでした)のキャロラインの2人が印象的。
前述のフィードバックイズからゆったりと楽曲が浮かび上がり1曲目がスタート。アルバムの冒頭曲でもある「Flowers And Football Tops」だ。
これ、普通”メロウバラード”なんて表現されるかもしれない曲だが、彼らGlasvegas(グラスヴェガス)の場合はアッパーな「Go Square Go!」以外ほとんど一本調子なので、ノイズと甘いメロディーと哀愁あふれる世界観が絡むこの楽曲がデフォルトだ。
とは言え、逆にその一本調子であることこそがGlasvegasの最大の魅力と言っても間違いないし、本当に自信のあるスタイルを貫き通すその姿勢は「ブレが無い」と言いかえることもできる。
各曲の個性を楽しむというよりも、アルバム全体、ライブのセットリスト全体が大きな波のように、ノイズとメロディーに身をゆだねるうちにリスナーの感情を高めていく。
爆音なのに、ノイズなのに、やさしくて攻撃的ではないサウンドテクスチャー。
そしてオールディーズな空気も持つ甘いメロディーがたまらない(そういえば客入れSEもかなり50sな感じでした)。

MC無しでアルバム曲を中心に、時折限定クリスマスアルバムからの曲を織り交ぜて黙々とプレイする姿はかなり硬派。ジェームズはイメージ以上に兄貴キャラ。
ラストの「Daddy's Gone」からロネッツのカバー「Be My Baby」への流れはひたすら感動的で、確実にこの夜のクライマックス。
1時間という演奏時間も、アンコール無しという構成もバッチリ。あれ以上やったとしても蛇足にしかならないだろう。
デビュー当時のストロークスが作った「アンコール無し」というスタイルは個人的に大賛成だし、何よりGlasvegasという実直なバンドにはぴったりだと思う。寡黙に感情を込めながら歌い続けたジェームズがステージからの去り際に見せた笑顔と観客への感謝の気持ちには、ライブ中同様に感動させられた。
ただ、惜しむべきはオーディエンスの入り。会場を見渡すと若干寂しさを感じさせるものがあった点。外国人客の比率が妙に高かったところをみると、まだ国内外の人気に差が大きいようにも見えた。
ぜひとも日本でも大合唱が巻き起こるようなシチュエーションで観てみたい。

NEW ALBUM
「Glasvegas」
OUT NOW!!
SONY MUSIC INTERNATIONAL
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