MTV LIVEにも出演決定!! Kaiser Chiefsの新作『Off With Their Head』を聴いた
2008-10-27

「俺はしばらくの間、ロックはもう終わったんじゃないかと心配していたんだ。でも突然カイザー・チーフスが現れた。彼らがロックを説滅から守ったんだ」
と、かのジョン・ボン・ジョヴィが絶賛しているUKバンド、カイザー・チーフス。
カイザー・チーフスのリスナー層からすれば、ボン・ジョヴィが絶賛というのは逆にネガティヴ・キャンペーンな気がしてしまいますが、そんなすっとぼけたところも彼らの魅力。
(2005年リリースの1stアルバム『エンプロイメント』収録の「Na Na Na Na Naa」を聴けば言わんとしてることは分かると思います)
「ブラーの後継」「実は苦労人」「リッキーのジャンプが云々」「早くもUK国民的バンド」と1stの時点で枕詞がそろい踏みしたカイザースですが、リリー・アレンのプロデュースで頭角を現しエイミー・ワインハウスのグラミーで評価を決定付けた今最も売れっ子なプロデューサー、マーク・ロンソンを迎えた本作『Off With Their Head』(3rd)でもこれといった路線の変更は無し。
どの辺がどうマーク・ロンソンか想像しながら聴くのも面白そうな、安心のカイザー節がそろっています。

しかし、シングル「Never Miss a Beat」のコーラス(a.k.a.サビ)のBeat! Beat! Beat! Beat!という部分は言わずもがな、1曲目「Spanish Metal」という自分がスペイン人だったら苦笑するか怒るかどっちかであろう曲タイトルからしていきなり笑えるのはさすが。
古来50年代からロックンロール、、というかポップミュージックにはお笑いの要素は欠かせないですからね。ビートルズやフーはもちろん、ニルヴァーナだって最高なギャグを連発していたし、ヒップホップだってもちろんそう。
編集部K個人としては、後半のエレクトロを意識してそうな展開が楽しい「You Want History」がベストトラックですが、みなさんいかがでしょう。

NEW ALBUM
『Off With Their Heads』
OUT NOW!!
HOSTESS ENTERTAINMENT
HSE60012